2003年9月
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2003年10月
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2003/10/30 (木)  ラストデー
2003/10/29 (水)  10/29 東京対札幌 マスターズ3年目開幕ゲーム
2003/10/28 (火)  お疲れさまでした
2003/10/27 (月)  10/25 山形対川崎 気負いのアウェー
2003/10/26 (日)  ついにやってきた!
2003/10/25 (土)  やっちゃった…
2003/10/23 (木)  携帯、変えました
2003/10/22 (水)  ヤバいっす
2003/10/21 (火)  食材と料理人
2003/10/20 (月)  タイガース2連敗
2003/10/19 (日)  10/19 コスモスリーグ ジャイアンツ対住友金属鹿島
2003/10/18 (土)  10/18 川崎対札幌 虎の子の1点
2003/10/17 (金)  終了!
2003/10/16 (木)  10/16 スワローズ対カープ 正真正銘の最後
2003/10/15 (水)  ミニモニ。の新曲
2003/10/11 (土)  10/11 大宮対川崎 去年の雪辱を晴らす
2003/10/10 (金)  何が出来るのか
2003/10/9 (木)  再びバファローズ
2003/10/7 (火)  全日程終了
2003/10/6 (月)  好きで×5
2003/10/5 (日)  モーニング娘。コンサート ノリノリ気分
2003/10/4 (土)  10/4 川崎対新潟 ついに勝った…
2003/10/3 (金)  10/3 マリーンズ対バファローズ 今年最後のプロ野球観戦
2003/10/1 (水)  青き弾丸
2003/9/30 (火)  さよなら
2003/9/29 (月)  感傷的にラスト東京ドームを語る
2003/9/28 (日)  9/28 ファイターズ対ライオンズ ラストドーム
2003/9/27 (土)  完全なる個人への私信
2003/9/26 (金)  一体誰のもの?
2003/9/24 (水)  9/24 ファイターズ対ホークス 一瞬の風
2003/9/23 (火)  9/23 川崎対鳥栖 大量得点の影
2003/9/22 (月)  弱さ
2003/9/21 (日)  9/20 水戸対川崎 雨の中、集中は切らさず
2003/9/20 (土)  祝!1周年
2003/9/18 (木)  タイガース優勝
2003/9/17 (水)  9/17 ファイターズ対マリーンズ ハートフルドーム
2003/9/16 (火)  9/16 ファイターズ対マリーンズ 勢いの差、歴然
2003/9/14 (日)  人間には劣るけど
2003/9/13 (土)  先週に引き続き
2003/9/12 (金)  9/6 川崎対大宮 連敗で無言
2003/9/11 (木)  2年前のあの日
2003/9/10 (水)  9/10 ファイターズ対ブルーウエーブ やる気があるのはどっち?
2003/9/9 (火)  クソゲーの論理
2003/9/8 (月)  9/8 ファイターズ対ブルーウエーブ 11年目の将来の先発候補
2003/9/7 (日)  負けの美学
2003/9/6 (土)  あぁ、紗耶香様
2003/9/5 (金)  9/4 ファイターズ対ホークス 22イニングス目の決着
2003/9/4 (木)  ほっと一息
2003/9/3 (水)  9/3 新潟対川崎 第3クールの大一番
2003/9/1 (月)  秋の始まり

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2003.10.30(木)    ラストデー
 昨日はこの職場で仕事をする最後の日。
 一日の処理が終わる。掃除をし計算をする。少し泣きそうになる。だけど思いとどまる。そんな簡単に泣いてはいけない。たかだかこんな事で。だって最後で泣いていたら、これからの人生は泣きっぱなしかもしれないのだから。
 全てが終わってから、お礼の挨拶をする。1年10ヶ月、以外に長くお世話になりすぎたかもしれない。早く希望する仕事に就けていれば、もっと早く辞めていたのに。
 この仕事は単純作業。だから入れ替わりの激しいと思えた。が入った年(つまり去年)はほぼ誰も辞めなかった。しかし今年は違っていた。入って早めの連続。だけどその流れに乗ったわけではない。焦りもなかった。私の進む道に行けばよいのだから。ただその道に行けなく、別路線の仕事を見つけ辞めたのだが。
 仕事が終わり、池袋をブラブラする。家からは京浜東北線と山手線を使って40分の土地と遠かった場所。でも仕事で通っていると遠さは感じられなかった。だけどしばらくはここまで来る事はないだろう。サヨナラを私なりに伝える。池袋の有名ラーメン店で食事をし、この地を離れる。
 寂しさは、ある。だけど後ろを向いていても始まらない。過去を踏み台にして、次のステップへ行かないと。どんな事があっても、前を向いて歩いていく。それが大事。肝に銘じて。

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2003.10.29(水)    10/29 東京対札幌 マスターズ3年目開幕ゲーム
 9回裏2−3で札幌リード。しかし2死満塁。東京一打サヨナラの場面…あれ、どこかで見たような。そうだ、去年の開幕戦も東京はサヨナラゲームで勝利をモノにしていたのだ。まさか…。

 今年の開幕カード東京対札幌。先発の村田と宮本が素晴らしい投球でバッターをなぎ倒す。東京は4回以降1人ずつを登板させ、札幌は宮本が打者をかわすピッチングで5回までスコアボードに0が並ぶ。
 6回表、この回から登板の東京・大川が打たれる。駒崎がバットにしぶとくボールを当て、タイムリーヒットを打ち均衡が破れた。7回には2死満塁から西崎から去年まで東京に在籍、現役時代は西崎とチームメイトだった広瀬が打ったフライは、ライト安部の飛び込みも僅かに届かず2ベースになり、2点追加。0−3に。2年連続最下位脱出のきっかけになるか?
 が去年優勝チームの東京は簡単には試合を投げ出さない。8回裏、鮎川タイムリー、屋敷レフトへ犠牲フライで1点差にすると、9回は冒頭の場面に。

 2死満塁、バッターは大矢。正直打撃には期待は出来ない。しかしボールを見極めて打ったボールは三遊間を抜ける。3塁ランナーがホームに突き同点。そしてバッターは8回に反撃の1点目を打った鮎川。当然サヨナラへの期待も高まる。が鮎川は打ち上げてしまう、アウト。期待は無念へ変わる。延長戦へ突入。
 延長は10回まで。札幌の攻撃を0点で抑えると、裏の攻撃で爆発を見せる。屋敷がライト線へ2ベース。続く森が右中間に大きなフライ。外野手の頭上を越える打球はフェンス直撃。屋敷がホームベースへ走り込み、2年連続のサヨナラ勝利を得る事になった。

 試合は締まった内容。最後までハラハラさせられるゲームで、見ていて興奮した。東京9回の攻撃はプロ野球の公式戦でも見ることの出来ない緊迫感で一杯だった。
 去年と同じサヨナラゲームも、去年とは違うシーズンを感じ、新たなスタートを見た。

 村田兆治や石毛宏典、他にもプロ野球で活躍した選手達が昔のフォームで、今の姿で一生懸命野球に取り組んでいる。彼らの姿は美しい。
 試合数は少ないが、彼らの活き活きとしたプレーにまた酔いしれたい。

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2003.10.28(火)    お疲れさまでした
 昨日、日本シリーズの幕が下りた。4勝3敗でホークスが逆転優勝を決めた。タフなシリーズを戦い抜いたホークスの選手達、おめでとう。
 でも今回題材にしたいのはタイガースの人。
 まずは星野監督。シリーズ前に勇退の報道が流れ、選手達の動揺を作り出してしまい、苦しい闘いであったと思う。だがしっかりと戦うチームにした姿、まさに闘将そのものであった。体を壊してまで勝ち抜いたセリーグ覇者に恥じない後ろ姿だった。これからはじっくりと体を治し、カッコイイ男の姿を見せていただきたい。7戦まで行って欲しいと思っていたが、星野仙一の日本一監督も見たかった。心残りである。
 そして星野監督の大学の後輩、広沢克巳。去年スワローズ一筋で引退した池山とスワローズ黄金時代を支えた人物。池山とは正反対にジャイアンツ→タイガースと野球人生の後期は流転した。だが決して負けない姿勢を見せ続けた。41歳まで現役で居続けたのが証拠。力の衰えは隠せなくても、気持ちだけは萎えなかった。だからこそ、星野監督は日本シリーズのDHに彼を起用したのだろう。第7戦での9回2死からのHR。広沢らしい意地の一発で、置き土産にもなった。最後の最後で見せてくれる、千両役者であった。
 両者ともお疲れさまでした。第2・3の人生も野球人生と同じように進んで下さい。

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2003.10.27(月)    10/25 山形対川崎 気負いのアウェー
 前節終了後に単独2位に浮上した川崎。勢いをそのままに勝ち点を更に増やしていきたいところだったが…試合は下位の山形相手に厳しい闘いを強いられた。

 左サイドのアウグストが累積で出場停止。代わりに塩川が入った。が力を発揮するまでに至らなかった。というより、川崎は全体のリズムが作り出せないまま終わってしまった感があった。
 攻撃は山形の早いプレスにより途中でボールをカットされる。またゴールまでの山形の守りは厚く、シュートまで行けない。
 守備面では、3バックの裏を突くロングパスを多用した山形の攻撃に四苦八苦。ピンチを作られる事も。前半にはフリーでシュートを打たれた場面もあり、36分にはシュートがポストに弾かれ何とかゴールにならかなかった事も。後半も苦しい状況が続いた。59分のシュートは吉原が弾き、バーを叩く。ルーズボールは枠を大きく外すがピンチを逃れる。
 ただ川崎は何もしなかったわけではない。塩川から我那覇を入れ2トップにしたり、ホベルチから中村、今野から岡山と積極的な交代をするが、ゴールネットを揺らすまで進めない。最後の最後まで山形の守備が強固だった。
 結局両者共に点が取れないまま試合終了。川崎は負け試合を何とかドローで終わったような試合であった。

 広島が引き分けで新潟は翌日の試合ということもあり、暫定で首位に立った。がそんな事で浮かれる内容でなかった。
 残りの相手を考えると、どんな相手であれ、勝ちを奪えなかった事、点が取れなかった事は十分イタイ出来事である。

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2003.10.26(日)    ついにやってきた!
 タイガースが第6戦を落とし、3勝3敗に。シリーズは第7戦へと駒を進める事に。
 私はこの日を待っていた、29年ぶりになる出来事を。
「テレビ東京での日本シリーズ中継」
 フジテレビの不祥事で得た(であろう)放映権は7戦目のみ。ここ数年は7戦まで行かない日本シリーズでは神頼みをして待つしかない。ところがチャンスは転がってきた。
 明日の試合は歴史的な日になる事は間違いない。だから、試合内容も歴史になる事を祈る。

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2003.10.25(土)    やっちゃった…
 朝起きて時計を見る…7時。しまったぁ!寝坊だぁ!
 今日はバスツアーで山形へ行く日。朝3時半に起きて、遅くとも5時半には武蔵小杉到着、6時出発のハズだった。なのに今の時間は7時。
 どうしてどうして?目覚まし時計はセットまでしていたのに、スイッチが入っていない。はぁ〜。
 すぐに携帯で連絡。でも何か変。向こうは慌てていない。これから新幹線で向かうので帰りだけヨロシクと伝える。
 急いで着替えて家を出る。駅で天童駅までの新幹線の自由席券を購入、1万9百円也。東京駅の新幹線ホームの自由席の列は長い列。イスに座るのを諦め、立ちんぼ。途中米沢で指定席が空いたので入り込む。
 天童駅へ到着するやいなやタクシーで移動。開門前に山形県総合運動競技場へ。ツアーバスはまだ着いていなかったが、車組はいた。朝、寝坊してバスに乗れなかった旨をメールで流していたので、冷やかされる。
 開門して1時間後、バス組がやってきた。今回の担当者に平謝り。ところが、そこでとんでもない事実を聞くことに。
「いや〜、バスに乗っていると思ったのですよ。電話で初めて気付きました」
 また別人には、
「メールを見て初めて知りましたよ。もう1台の方に乗っていると思いこんでましたよ」
 …なるほど、それなら時間にいなくても電話は来なかったのは理解できる。でもそんなに存在感がないの?笑うに笑えない。

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2003.10.23(木)    携帯、変えました
 去年の1月、仕事に就いたばかりでお金がなかったのだが、503シリーズが欲しいと携帯を買い換えた。どうしても、iアプリ機種が欲しかったのだ(実際に使うことはなかったが)。
 SO503i、お気に入りの1台であった。最初は使い勝手が悪かったが、次第に慣れてきた。気が付けば、今までで最長の保有期間を有していた。
 しかし10月4日、携帯の一部が破損した。省電化をする所で、以降何かボタンを押さないと通常画面に戻らない状況に。さらに11日には、ズボンのうしろポケットに入れていたら、アンテナ付け根部分にヒビが。徐々にヒビが大きくなっていく。持っているだけで壊れそうな気になる。
 さすがに限界。そこで買い換えをする事に。最初はカメラが付いていないのを選んでいたが、ドコモHPを見ていたら新世代のFOMAが。よく見ているとiモードをするのに最適だとか。でも機種は高いのでは?ところが最近発売された505isシリーズより安い。で買ってしまいました。
 503iを買った時に今の仕事に就いた直後。で買い換えたということは…。まさか。そういう運命だったのか!

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2003.10.22(水)    ヤバいっす
 フロンターレサポーターが管理人をしている有名なサイトがある。そのサイトで私は何回か出ている。見切れているのもあれば、私がメインのも。他チームサポも知っているくらいなサイトなので、それなりに顔が知られていたりも、する。
 ところが、今度はもっと大きいところに出てしまった。J's GOALというJリーグ関連のHPにです。
 事の発端は、先週の土曜日の札幌戦。試合前フラフラと歩いていたら、捕まった。インタビューらしい。まぁいいか、と付き合う。ボツられるだろうから、とタカをくくっていた。
 しかし…サポーターズTVの川崎フロンターレ編の中に入っているではないですか!びっっくり!しかも一人だけ異質な存在。そんなことなら、もっとカッコイイ事を言っていたよ。
 表に出る人間じゃないのに〜。でも嬉しかったりするのだよね。

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2003.10.21(火)    食材と料理人
 モーニング娘。好きである。とにかく好きなので、モー娘。の出ている番組は必ずチェックをしている。
 いくつか番組を見ていると、モー娘。自身では何もできないグループだと気付く。人気もあって、一人一人のキャラクターも確率されているように見えるが、活かし方を誤ると、単なる若い娘がいるグループで終わってしまう。
 うたばんのMC石橋貴明は娘を活かせる一人。押し方や引き方を熟知している。岡村隆史もあてはまる。だからうたばんに出るモー娘。や岡女(岡村女子学園@めちゃいけ)は面白い。
 その一方、HEY!HEY!HEY!やミュージックステーションでは狙いが絞りきれないのか、さらっとトークが終わってしまう。番組の特性上、仕方のない部分もあるのだが。
 その他にも色々な番組にモー娘。は出演するが、演出次第で盛り上がりが変わる。個体では何もできない彼女達。いかに活かせるかで番組が面白くもつまらなくもする。
 単体では無味のモー娘。を料理するのは難しい。だからこそ、当たった時は大爆発をする。その番組を私は見たい。

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2003.10.20(月)    タイガース2連敗
 意外であった。
 ここ3年間の日本シリーズはパリーグのチームがコテンパにやられる姿しか見ていなかった。ホークス・バファローズ・ライオンズ。6戦目までで沈んでいたパリーグ3強。今年もこの3強がつばぜり合いをしながら優勝争いをしていた。また戦力的にも大きく変わっていない。
 一方、けが人続出で沈んでいった大本命ジャイアンツを後目に単騎逃げで優勝したタイガース。しかし戦力は金本・伊良部らが入り、大きく生まれ変わった。新生タイガースは強かった。そして勝負強かった。
 だが、2戦の結果は…。1戦目は流れがつかめず、2戦目は試合にならず。これって去年までのパリーグではないか?
 3戦目はタイガースの本拠地甲子園球場。福岡ドームは完全アウェーだったのが、逆の状態に。これで流れを変える事が出来るのか?

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2003.10.19(日)    10/19 コスモスリーグ ジャイアンツ対住友金属鹿島
 秋の日差しに誘われて、バイクに乗って大田スタジアムへ。プロ野球のイースタンリーグと社会人が戦うコスモスリーグ観戦。今日の対戦カードは、ジャイアンツ対住友金属鹿島。
 コスモスリーグとは、勝敗は二の次で、2軍選手の実戦経験とプロアマ交流を目的として行われる大会である。
 今日はのんびりと野球を見たかったので、試合観戦記は、なし。そのかわり気になった事を。
 住金鹿島。選手の体が小さい。ジャイアンツの選手とは一回り小さい。気になった選手は、4番を打った二村と5番の福田。両者ともシュアなバッティングが目を引いた。ただプロとしての姿は想像できない。投手は2番手で投げた川畑。サイドスローで速球と変化球を織り交ぜた投球は目を引いた。彼は中継ぎならプロでも通用しそう。
 ジャイアンツ。とくにこれ!という選手なし。初対戦になるであろう住金鹿島の投手に手を焼く姿が痛々しい。ヒット9本3点は寂しい限り。先発林は所々での集中力を欠く点を直さないと。2番手岡島は相変わらずランナーを出してからのテンポの悪さがイヤだ。3番手の酒井は、捕手のリードにもよるが、ストレート1本やりだと打たれる。緩急を付けた投球術を覚えないとプロではやっていけないだろう。
 試合は8回表に住金鹿島が酒井から4点を取り逆転、3−5で住金鹿島が勝利に終わった。

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2003.10.18(土)    10/18 川崎対札幌 虎の子の1点
 J2もクライマックスに向けて走り出している。昇格を狙うチームもそうでないチームも一生懸命最後の闘いに挑んでいる。
 ただモチベーションからいったら、昇格を狙うチームの方が強い。今日の試合は、気持ちの差が出たといっても過言ではない。

 雨の降る中、攻めに攻める川崎。しっかり守ってカウンターを狙う札幌。簡単に言えば試合はこのように続いた。
 川崎のシュート数が25を見てわかるように、打ちに打ちまくった。だがゴールはほど遠い。引いて守る札幌の壁は厚かった。がしかし、流れが川崎に向く出来事が。後半開始直後の50分、札幌の森下がイエローカード2枚目で退場。堅い守りが溶け始める。
 川崎は長橋から小林へ交代。より攻撃的にシフトチェンジを計る。そして63分、ジュニーニョがドリブルで札幌陣内へ突入、折り返したボールをフリーの我那覇が体勢を崩しながらシュート。ボールはやっとネットを揺らす。川崎先制。なかなかゴールが決まらずイライラが募ったが、ようやく気持ちも楽になる。
 もっとも、攻めが終わる事はない。更に攻め込む。小林・ジュニーニョ・茂原もシュートを放つ。ただGKのスーパーセーブもあり、点にはならない。
 我那覇から鬼木を入れ守りを堅め、アウグストから岡山を入れ4バックで更に守り、虎の子の1点を攻めながら守りきった。
 確かに決定力という部分では物足りない試合であった。内容面でも厳しい。だが、苦しい試合をモノにしたのは大きい。これが自信となって、更に前進が出来れば良い結果が生まれるだろう。
 川崎は引き分けを挟まない連勝を7とし、チーム記録を更新した。

 もしも川崎が昇格を争う位置にいなければ、我那覇の点はなかったかもしれない。勝ちたい一心で生まれたゴール。だからこそ、サポーターも盛り上がれた。

 上位の新潟と広島が負け、久々に2位に浮上した川崎。ただアウグストが累積で2試合出場できない。2試合は山形・甲府。影響が出るのか?前回の出場停止の時は、穴は大きかった。さて今回はどうなる?

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2003.10.17(金)    終了!
 今日で今週が終わり。そして4日連続面接も終了。ふぅ〜。疲れましたよ。
 月曜日は休日だったので、火曜日から今日金曜日まで毎日、仕事→面接のルーチン。面接慣れをしよう、の企画のもと、電話を入れ面接のアポを取り実際に足を運ぶのだが(一部電話があって面接をします、もあるが)、面接は多少は慣れてきた。だが仕事にはありつけるかどうかは。
 4日連続はキツイ。土日はしっかり休みます。でも来週火曜日に2件面接あり。頑張りますよ!
 現在、編集の仕事の他にも、普通の仕事も探している最中。そろそろ仕事が見つけられないと、キビシイ。

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2003.10.16(木)    10/16 スワローズ対カープ 正真正銘の最後
 4日のマリーンズ対バファローズが今季最後の観戦終了であった。が友人から「今季最後の公式戦を見ない?」のお誘いがあり、乗っちゃいました(笑)。

 今日の試合の見所は、スワローズのラミレスがホームラン王になれるかどうか、である。試合開始前39本、あと1本でトップのT・ウッズ(ベイスターズ)に並ぶ。ただ39本に到達してからは、足踏み状態。打てるのか?
 まず1回裏に1度目の打席。カープ先発河内に手玉に取られ、三振。1塁ランナーを活かすことが出来なかった。
 2度目は3回裏。宮本・岩村の連続2ベースで先制点を取った後に回ってきたチャンス。しかし力みすぎたかファーストへのファールフライ。しかし次の鈴木健がセンター前へのヒット、宮地のゴロをカープサード栗原のお手玉で2点入り、3−0に。
 そして3度目は4回に訪れる。2アウトから宮本四球・岩村がまた2ベースを放ち4−0。気落ちしている河内、もはや気持ちもどこかへ飛んでいる。そこで登場のラミレス。ホームラン王を狙う彼にとって、集中力を欠いたボールは絶好球。甘く入ったスライダーを捕らえると、レフトスタンド上段へ。試合を決める6点目と同時にホームラン王を確定させる価値ある一発。球場全体が記録達成に揺れた。その後古田にもライトスタンドへの2ランホームランが出て8−0に。
 6回裏の4度目の打席はこの回より変わった林から2ベース、8回裏の2死1・3塁のチャンスでは、カープ3人目菊地原の敬遠気味の四球で単独ホームラン王になる41号は生まれなかった。
 結局40号止まりでT・ウッズと並んでのホームラン王に終わった。が残り1本のプレッシャーに負けず、最後の試合でホームランを打った強い心が印象に残った。打った瞬間に両手を上に挙げてガッツポーズが勇ましかった。

 試合は8回にカープが1点返すも、スワローズも1点取り返す。投げては先発石川が8回1失点、9回は石井弘寿が締め、9−1でスワローズが03年の最終戦を勝利で飾ると同時にジャイアンツと3位タイの順位が確定した。

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2003.10.15(水)    ミニモニ。の新曲
 子供向きから一気に大人びたイメージに変身したミニモニ。の新曲「crazy about you」。楽曲的にはお気に入り。ただミニモニ。が歌うのが…。勘違いして欲しくないのだが、ミニモニ。が嫌いなのではない。ミニモニ。では歌いきれていないのが、残念なのである。
 私自身、いつも書いているのだがモーニング娘。2ndアルバム「セカンド モーニング」の時代の曲が好き。もっと突っ込んで言うと、石黒彩が在籍していた頃の楽曲が好きなのである(さらに言えば初期タンポポも)。ハーモニーや詩、曲など全ての面でアイドルよりアーティスト色が強く出ていて、モー娘。のアルバムの中でもいまだに評価が高い。トータルバランスも良く、全然色褪せない。
 でその頃の匂いがするので、「crazy about you」はいい!と言うのである。ただ歌を聞くと、物足りなさが出てくる。ボーカル・コーラス面においてまだ幼い。辻加護高橋3人の実年齢よりもう少し高い所に設定してある。だからもったいない。本当に良い曲なので、もったいない。
 ちなみに、私はこの曲を初期タンポポに歌って欲しい。

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2003.10.11(土)    10/11 大宮対川崎 去年の雪辱を晴らす
 去年10月、小雨の降る中大宮に負け、終戦を感じた。事実上昇格レースから脱落する事になった試合は、忘れることが出来ない。
 今年、今期4度目の戦いは、去年と同じ埼玉スタジアムで行われた。去年の無念を晴らすには、壁を壊すには、同じシチュエーションで倒すしかない。前節新潟を負かした勢いで、2敗1分の大宮に立ち向かう。

 試合開始からいつものように積極的に攻める川崎。幾度もチャンスを作る。がなかなか点が取れない。しかし25分、累積で欠場のホベルチに変わってのスタメン出場の我那覇とのワンツーを決めたジュニーニョがシュートを決め先制。41分には茂原のスルーパスにまたもジュニーニョが反応、DF陣を切り裂くと2点目のゴールを決める(0−2)。
 ただ、得点シーンはこれだけ。時間が進むに従って、チャンスらしいチャンスも生まれない。そして徐々に大宮ペースへと傾く。バレーを中心に川崎ゴールへと襲いかかる。がここ数試合無得点中の大宮攻撃陣はGK吉原の前に沈黙。ことごとくシュートは弾かれる。
 川崎は我那覇から小林、アウグストから岡山、山根から鬼木と追加点を狙うも、得点を奪うことは出来なかった。しかし取られる事もなく、0−2と無失点で川崎が勝利をモノにした。

 今日のMVPは何と言っても吉原。何度も決定的ピンチも体を張って守りきった姿に。
 広島が引き分けたため、広島との勝ち点差を2まで縮めた。最終戦の対戦相手が広島なので、自力昇格も見えてきた。
 戦いはいよいよ佳境にさしかかってきた。

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2003.10.10(金)    何が出来るのか
 私は今、いてもたってもいられない気分でいる。ある話を聞き、憤慨している。
 北海道の名馬ふるさとステーションいる馬達の惨状。とんでもない事になっているそうだ。
 そもそも問題の発端は、北海道にある厩務員育成専修学校「ホースマンアカデミー」全生徒の休学届騒動からである。報道されてから、次々と浮かび上がってくる真実。理事長側が学校のお金を私的流用しているなどの話も。その中で気になっていた部分があった。
「名馬ふるさとステーションの馬達が可哀想です」
 最初どういう意味かわからなかった。調べてみた。するとホースマンアカデミーの生徒が世話をしていたが今は…、とか、馬達の食料がない、馬の体はガリガリになっているなど暗い話ばかりしかない。一体どうなっているのだ!
 ここに私の好きな馬がいるから、とかではない。馬を虐待に近い行為をしている事が許せないのだ。目の前の事実を見て、ドライになれるわけがない。名馬であってもなくても同じ。同じ命ある馬だ。
 お金かがかる経済動物。お金を落とさない馬はタダメシ以上の負債。だからお前がお金を出して飼え、と言われれば黙ってしまう。でもこのままでは、死ぬ馬だって出てくる。その前に何とかしないと。
 理事長側が経営している育成牧場は不渡りを出したそうだ。経営をしているこの名馬ふるさとステーションも差し押さえされる可能性が高い。その場合はどうなってしまうのだろうか。
 今出来ることは何だろう?お金の支援以上の物が必要なのか。情報が少なすぎる。考えるといてもたってもいられない。

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2003.10.9(木)    再びバファローズ
 友人のHP上で、バファローズフロントについて書いてあったのに触発されました。
 無断流用はできないので要約すると、
「野茂とケンカしたり、外人やドラ1に逃げれらる悪いフロント」
 確かに。検証しないと行けない部分もあるので、順を追って。
 ケンカ別れは野茂だけでなく、吉井や石井も。ただフロントというより当時の監督と仲が悪かった人もいるが。ただ変に高飛車なフロントがいるのは事実。野茂の場合は、メジャー行きに関して悪しき例を作ったし(そのおかげなのか、日本球界復帰がほぼ出来ない)。選手を高いところから見下しているスタンスは昔からあるのは、ムカツク。
 外人には逃げられていない…と書きたいが、ローズがどうなるか?
 ドラ1は福留の事ですね。これは確実にフロント。強引に1位指名して、ご丁寧に空気が読めなくてくじで当たりを引く。で逃げられたと。まぁこれは仕方ない事ですね。余談ですが、当たりくじを引いた佐々木元監督はその後ドラゴンズコーチに就任、福留と同じチームになってしまった。運命だね。
 ダメっぷり爆発のフロントだけど、結構評価する部分もあったりします。それはトレードで放出する選手は活躍しない。例外はいますよ、吉井とか大島。だけど出した選手、よそではバファローズ在籍時より活躍していない。ただもらう選手が活躍するかどうかは、敢えて言わない。

 検証すればするほど、やっぱりダメじゃんが結論になる。
 友人のコメントを借りると「地味に悪いフロント」となっているが、小悪党フロントが適切かもしれない。

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2003.10.7(火)    全日程終了
 バファローズが今日、ブルーウエーブ戦をもって今季の全日程を終了した。最終戦はサヨナラ負けで、140戦74勝64敗2分けで3位。首位とは少し離された感がある。
 今季優勝できなかった理由は大きく分けて2つある。一つは中村紀洋のケガ。もう一つは抑え不足。
 まずノリから。FA宣言後の残留でも一部ファンからは心ない意見もあった。それを振り切る活躍をしてもらいたかったが、シーズン中の膝のケガが完治しなく、離脱・復帰の連続。打線の迫力を欠く要因に。ノリに替わる選手がいなかった事もデカイ。北川が代役を演じていたが、やはり1枚落ちる。北川は悪くない。ただノリの力が大きすぎただけ。ローズ一人では勝つ事は難しい。
 抑え不足。大塚がシーズン前に移籍をし、大きく構想がずれた。赤堀は故障再発、岡本の不安定。シーズン中に獲得したマレットは力不足、バーンも不安定。最後は先発組の高村を回したが、多様のあまりシーズン後半では疲れが見え、打ち込まれる場面も。絶対的なクローザーがいなかったのが、接戦を物に出来なかった。この点でホークスやライオンズに後れをとった最大の理由である。
 で来年はどうなるだろうか。まず投手陣。先発は安定しそうだ。岩隈・パウエルの2枚看板に、新人の阿部健太も計算が立ちそうである。残留が条件だが、シーズン後半の活躍が出来ればバーンも面白い。がやはり抑えが問題か。愛嬌や山本などの即戦力で入った選手も思いのほか活躍してくれない。中継ぎ以降がどこまでやれるかが、鍵である。
 打線はノリの復活を求めるのは当然であるが、脇役の活躍がもっと求められる。優勝した時は、5番礒部6番吉岡の活躍が光った。また川口や水口の活躍も忘れられない。あと下からの突き上げがない事が問題。活きの良い若手よ、出てこい!
 来年は、良い意味で安定はしそうだが、投手陣を中心に改革をしないと、今年同様厳しいシーズンになりそうである。

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2003.10.6(月)    好きで×5
 私は事あるごとに、モーニング娘。の2ndアルバム「セカンド モーニング」をオススメする。何故か?12曲あるのだが、捨て曲が1つもない、完璧に仕上がったアルバムだからである。
 1曲目の「NIGHT OF TOKYO CITY」から始まり「抱いて HOLD ON ME!」を経て「ダディドゥデドダディ」まで一つの流れが切れる事がない。またなっちこと安倍なつみソロの「せんこう花火」は彼女の最高傑作の声も。
 その中で「好きで×5」は切ない曲。お気に入りの一つが今日コンサートで歌われたのだが、やっぱり心に響く。歌っているメンバーはオリジナルからは一人もいない、今のモーニング娘。なのだが、切なさはしっかり残っている。
 確かに2ndの頃のメンバーの歌には1枚も2枚も落ちる。だけど曲を聴きながらこのメンバーで昔の曲も悪くはないかも、と思った。

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2003.10.5(日)    モーニング娘。コンサート ノリノリ気分
 モーニング娘。、好きなんですよね。よく大人げない、とか言われますが、好きなものは好き。これはしょうがない話です。
 で今回の秋コン(秋のコンサートの略)「15人でNON STOP」を見に、横浜アリーナへ。例年ですと、秋コンは春コンの焼き増し的存在だったのですが、今年は違ったのです。春は保田圭卒業コンサートだった事もあるのですが、ガラリと変えてきました、曲や順番、映像まで。
 オープニング映像のリリパット王国から始まり、過去の曲を織り交ぜながら、綴る120分は今まで見たコンサートの中で一番良かった、と断言できる内容でした。
 特に良かったのは、お気に入りの曲「好きで×5」を現メンバーで歌ったのと、5・6期メンバーだけの「サマーナイトタウン」。オリジナルとは違う面白さが溢れていました。もちろん1期メンバーのなっちとカオリンで歌うモーニングコーヒーも入れておかしくないかな。
 アンコールは新曲「GO GIRL〜恋のヴィクトリー」と恋愛レボリューション21。最後になっちが今回がモーニング娘。のメンバーとしては最後のコンサートであると告げますと、物寂しい気持ちに。
 でも、楽しかったコンサートである事はかわりはないし、終始ノリノリで入れたのは久しぶり。今回は見て良かった、と心から思いました。
 やっぱり、モーニング娘。は好きだ!

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2003.10.4(土)    10/4 川崎対新潟 ついに勝った…
 3戦3敗。川崎の対新潟の今期の成績。散々たるモノである。しかしそれでも勝ち点差が7。混戦さをあらわすものかもしれない。そして迎えた4回目の対戦。川崎にとって勝ち点3が取れるかどうかで、昇格レース生き残りがかかってくる大事な1戦。落とすことの出来ない試合に観客は2万人を超えた。選手がサッカーをするのに最高の舞台が出来上がった。あとはどんな試合になるか、である。

 開始1分。川崎にとっても、新潟にとっても試合の流れを決めてしまった事が起きる。左サイドから突き抜けたジュニーニョがシュート。新潟GK野澤は弾くが、ルーズボールを奪ったのは、累積欠場の長橋に変わって久々のスタメン出場の塩川。ゴール前へボールを転がすと、ノートラップでホベルチがゴールに叩き込む。川崎が最初のチャンスで得点を決めた。いきなり沸き返る等々力競技場。今期始めて先制点を奪ったのだ。たかが1点。しかし大きな意味を持つ点になった事はいうまでもない。
 先制点を取れた事で、川崎は余裕が生まれたか、普段通りのサッカーを始める。一方新潟は浮き足だす選手が目立つ。川崎のペースで進む。
 26分、バックパスのファールでゴール前での間接FKを与える。一転大ピンチ。が壁に当たったボールを吉原が体で取りに行き、ゴールを死守。ホッとすると同時に、流れは川崎とはっきり感じた。その後、新潟も自分たちのプレースタイルを取り戻すが、川崎DF陣の体を張った守りの前に何もできない。ロスタイム2分。過去の対戦で失点が2度あった時間帯。がここも落ち着いて時間を流し前半が終わる。
 後半開始前、前半で足を痛めた茂原に代わり鬼木が入る。
 前半以上の気持ちで戦いに向かう川崎は、新潟ゴールに大攻撃をかける。畳みかけるシュートの山。だがゴールネットを揺らすまでに至らない。攻めているのに点が入らない状況の時、簡単に相手にゴールを許す場面はよくある。しかし今日の川崎は違う。一人一人の集中力が空回りせず、大きなエンジンとなってチームを動かしていた。
 74分にホベルチ、76分に山根が足を痛め、我那覇・岡山に交代。今日の交代は戦略外の出来事。だが交代選手が大きな働きをするとは。85分、インターセプトしたがそのままドリブル、我那覇に預けるとゴールへ走り込む。岡山の動きに慌てた新潟DF陣を見てゴール前へ持ち込みシュート。これが待望の追加点になる(2−0)。待ちに待った得点。我那覇もサポーターの前まで行き、喜びを見せる。全員で取った点数だ。新潟は試合途中から3バックにしていたが、この点数で更に攻撃的なポジ初任具を取る。が88分、DF人を交わし左サイドを突破したジュニーニョがフリーでシュート。今日3回目のネットを揺らすことに成功。その後も攻撃の手をゆるめない川崎。点は入らなかったが、大事な試合で勝ち点3を取る事が出来た。
 やはり勝因は1点目。試合の主導権を握れた点で非常に大きかった。過去の試合では先制されて、の展開で負けていたので、最初に点が取れたのが勝ちに結びついた。守備陣も最後まで体を張った守りでゴールを許さなかったのも大きい。自信になったであろう。

 過去3回の対戦で負けているにもかかわらず、今日の勝利は3敗を覆すくらいのモノになっていた。川崎は勢いを増すだろうし、新潟は例年通りの4クール目での脱落が現実味を帯びてくる。
 前々節新潟は広島に負けており、連敗。昇格を争う戦いも熾烈になってきた。戦いは最後まで気を許せない。

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2003.10.3(金)    10/3 マリーンズ対バファローズ 今年最後のプロ野球観戦
 東京駅から千葉方面に向かう。江戸川を越えると、目の前に東京ディズニーリゾートが見える。最後に行ったのはいつだろうか?もう忘れてしまった。
 中山競馬場へ、千葉マリンスタジアムへ、船橋ららぽーとへ行く時は必ず使う路線。イスに座ってディズニーランドを眺める。いつも悲しい気分になる。一人で行くところではない場所。一緒に遊びに行ける人がいないのが、寂しい。
 今度いつ行けるだろうか。そう考えると、暗くなる。でもいつか来てやる!との思いを、電車の中で心に誓いながら、次なる外の風景を眺め直す。

 ホークスの優勝が決まり、順位もほぼ決まりかけた。残り試合も僅か。すでに来年モードに入っているチームもある。
 秋風が吹く千葉マリンスタジアム。バファローズ今年最後の関東でのゲームは何ともあっけない試合であった。

 2回、マリーンズ先発清水直行が突如乱れる。北川に2ベースを打たれると、川口四球、今季初打席の三木には小坂のグラブを弾くヒット。無死満塁。ここで登場は、今季限りで引退する五十嵐。元マリーンズということもあり、球場全体から五十嵐コール。その期待に応えるようにレフトへ犠牲フライ。最後の打席もしっかり仕事を果たした。だがバファローズは次の大西がゲッツーに終わると、以後は清水直行の投球術と早打ちで凡打の嵐。チャンスどころかランナーも出せない。中村・ローズに加え、水口・星野・大村・吉岡のいない打線では迫力もない。
 9月からの勢いをそのままに、10月も勝ち星先行のマリーンズは、バファローズ先発バーンから、5回にフェルナンデスがチーム2本目のヒット、ソロHRで1点を取るのが精一杯。6回から有銘・朝井の前にこちらも凡打の山。バファローズにお付き合いしている。
 両者共に決め手ないまま8回裏へ。この回より藤崎がマウンドに上がったが、波留・小坂を塁に出す。2死後、好調中の井上純に甘く入ったカーブを打たれ、2点タイムリー3ベースに。3−1。今日の清水直行の出来なら、セーフティリード。
 9回も清水直行は難なく抑える。3−1でマリーンズ勝利。
 バファローズは淡泊な迫力のない打線で、ヒット3本。チャンステーマを歌う事のないまま、あっさりと負けた。
 試合時間が2時間17分、清水直行の投球数が104球から見てわかるとおり、目的のない典型的な消化試合丸出してあった。

 打線はまったく良いところがなかったが、投手はそれなりに頑張っていた。先発バーンも安定していたし、有銘・朝井もこれからが楽しみな投球をしていた。ただ現状は厳しい。来年戦力になれるように、秋季キャンプでは練習に励んで欲しい。

 これで、今季のプロ野球観戦は終わり。

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2003.10.1(水)    青き弾丸
 10月に突入。今年も残りが見えてきた。やらなくてはならないことが山ほどあるのに、一向に前に進まない。地道にやっている時間はないので、ドカンドカン壁にぶつかっているしかない。壁が壊れるか、私の身が壊れるか。
 やるかやられるかの勝負。後ろ向きでいても、何も始まらない。動いて動いて、動いてやる。
 12月香港をキャンセル出来るような状態になるのを希望。

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2003.9.30(火)    さよなら
 最初は友人4人くらいでマリーンズ戦を東京ドームに行った時だった。たまたまビールを買った売り子さん、アサビビールの彼女は、まだ新人だという。4人いるわけだから、ここは大票田みたいなもの。回るたびにこっちをちらりと見ていた。
 次に行った時、また彼女はいた。そしてまた彼女からビールを買った。そうこうしている内に、顔を覚えられて名前も知った。Bちゃん(本名はNGね)との4年間の付き合いは偶然から生まれた。
 可愛いけど、ズバッと物を言う。だけど憎めない娘。それがBちゃんだった。野球を見るのが大好きだからだけでなく、彼女がいたから、笑顔が綺麗で気持ちが良かったのも東京ドームへ足を運ばせていた理由である。
 何年も顔を合わせているのだから、なあなあになっていた部分もあった。それも楽しかった。また一生懸命働いている姿が素敵で、私も頑張らないと、と励みにもなっていた。
 だけどそれも今年で終わり。Bちゃんが卒業・就職するからである。寂しいが、そればっかりは仕方のない話。しっかり祝ってあげないと。
 昨日のラストゲーム、友人N氏とプレゼントを渡す。4年間の感謝とこれからも頑張っての印に。
 もっと書きたい事はあるけど、この辺にしておく。楽しい時間の思い出を、じっくり味わうから。
 本当に4年間お疲れさまでした。これからの人生に幸あれ。
 さよなら、Bちゃん。

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2003.9.29(月)    感傷的にラスト東京ドームを語る
 きっかけは5年前の7月、ファイターズ対ブルーウェーブ。まだイチローがブルーウェーブにいた頃。東京ドーム=満員と思っていたが、意外に空いていてビックリした。
 2ヶ月後、何気なく金券ショップを回っていたら、ファイターズ戦のチケットが安く売られていた。仕事も一段落していたので、定時で帰れそうな日を選んで東京ドームへ向かった。
 中は7月に来たときより更に空いていた。寝っころがりながら野球を見ても誰も文句を言わない。スカスカのスタンドは、私の気持ちを開放させのんびり野球が見られ、再び野球観戦をしたいと思わすには十分の環境であった。結局そのシーズンは3回ほど足を運んだ。
 翌年からは一月に3回以上東京ドームへ行っていた。もちろんファイターズ戦のみ。友人と一緒だったり、一人だったり。野球を見ていると、無心になっている私がいた。そんな時間が好きだった。
 数多く通ってもファイターズファンにならなかった。いつもレフト側に座っていたからだろう。ビジター側の方が人が少なく、のんびり野球観戦が出来たからだ。また別の理由もこの頃生まれたが、これは長くなるので、後日に。
 応援が面白くて、バファローズのファンになったのもこの年であった。
 3年目なると徐々に見に行く試合の数が増えていく。気が付くと、東京ドームのファイターズ戦を半分近く見ている計算に。ついにはジャイアンツ戦、この年から始まったマスターズリーグにも通っていた。
 事件は4年目に起こった。ファイターズ、札幌移転話。寝耳に水の出来事。3月に発覚してからは展開は急であった。話は正式に決まる。ただ再来年に移転となり、来年はまだ東京に残るという。
 そして今年、ラストイヤーはスクールに通っている事情から、さすがに半分も通えなかった。3分の1程度か。野球を見ながら、忍び寄る足跡が怖かった。あと何試合ファイターズ戦が見られるのか。考えるだけで悲しさも生まれた。
 7月にバファローズ戦が終了すると、各チームが次々と東京ドームでの試合を終わらす。各応援団が趣向を凝らして「サヨナラ」を告げる。
 9月28日、ファイターズ対ライオンズ。ついに最後の公式戦が始まった。ファイターズは有終の美を飾る事が出来なかった。試合後のセレモニーは未来の希望ではなく、過去の思い出で溢れていた。新しい船出を祝うものだったら、心は晴れやかだっただろう。だが「東京ありがとう」を全面に打ち出した映像は、懐かしさと同時に寂しさが顔を出す。
 確かに昔の絵を見て、過去の記憶を振り返るは楽しかった。だけど、「これで最後」だと思うと、涙が出てきそうだった。
 ドーム球場は雨の心配がない。だから朝から野球モードで仕事に向かえた。だが野外だと、雨の心配がある。数日前から楽しみにしていても、天気との相談が必要。気もそぞろになる。だから何も考えず楽しめる、東京ドームのファイターズ戦は好きだった。
 来年は15試合開催するという。そんな事はどうでもいい。目の前にあったものを失った気持ちは、15試合では当然埋めることは出来ない。
 しばらく感傷的になります。

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2003.9.28(日)    9/28 ファイターズ対ライオンズ ラストドーム
 2003年9月28日の試合をもってファイターズは東京ドームをあとにし、新本拠地札幌ドームへと旅立つ。最後の勇士を見るために、東京ドームに5万人の観客が集まった。ファイターズも東京での最後の試合を勝利で飾るため、気合が漲っていた。
 しかし先制はライオンズ。負けた時点でホークスの優勝が決まるため、勝ちにこだわる。1回表腰痛のカブレラに代わり、今季初1軍で4番に座った二十歳の中村剛也がセンターの頭を越すタイムリー2ベースでファイターズ先発ミラバルを打ち込む。次の大島もセンター前ヒットを打つが、後続を断たれる。ライオンズ打線はその後もランナーを出すものの、あと一本が出ない。そうなるとファイターズへ流れが傾き始める。
 5回裏2死から、ライオンズ先発三井を崩す。高橋信二2ベースに金子がヒットで1・3塁。ここで奈良原がしぶとくレフト前へヒットを放ち、同点にする。
 そして7回、有終の美を飾るためにファイターズ打線が立ち上がった。金子が2ベースで出塁、ショートゴロの間に3塁へ。しかし井出の打球は前進守備のショートへ。ホームタッチアウト。チャンスは潰えたに見えた。が坪井が内野安打で出ると、チームの顔小笠原が意地でレフト方向へボールを運ぶ。打球はフェンスへ直撃し2ベース、ランナーはホームへ。井出・坪井がホームインで逆転。3−1。オーロラビジョンには鯨の映像が。これを見るのも最後なんだな。
 あとはミラバルが抑えるだけ。9回まで来た。あと3人。しかし野球の神様は過酷なドラマを用意していた。代打宮地がセンター前ヒットを打つと、マクレーンが球場を静まる一打を。あ然と悲鳴の中、打球はレフトスタンドへ。まさかの同点劇。次の細川は打ち取るが、平尾にヒットを打たれミラバル降板、清水へ。がアウトを一つ取るも、小関には四球。すかさず芝草へ。しかし芝草が乱調。和田を歩かし満塁にすると、先制点を打った中村には押し出し四球(3−4)。その裏、森が3人で締めてゲームセット。逆転でファイターズは最後を勝利で飾ることが出来なかった。そしてライオンズは優勝へ一縷の希望を残した。

 試合後、セレモニーが行われた。サヨナラ東京をメインに今季までの球団旗を掲げならが全選手がグラウンド1周。また選手を代表して挨拶をした、岩本のまじめな顔と涙が心に来る。選手が退場後にスタッフロールに寂しさを感じる。
 セレモニー後、ファイターズ応援団が現在と過去の選手の応援歌をドームに響かせる。応援団なりのお別れだろう。最後に3本締めをすると、東京ドームは野球場からハートフルな空間に変わっていた。

 ファイターズは来年15試合東京ドームで試合をするという。だが本拠地は札幌。来年会うときは「札幌日本ハムファイターズ」。札幌で大きく羽ばたくように、祈りたい。
 かつて札幌を本拠地にしたプロ野球チームはない。開拓者精神で冷え切っている北海道経済を盛り上げて欲しい。
 戦え、ファイターズ。

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2003.9.27(土)    完全なる個人への私信
 作者注)この文章はあくまでとある人に対して送るものです。ある人はここのアドレスを知らないですから、当然この文章を読むことはないでしょう。ですが、書きます。
 他の方には、意味不明な部分もありますが、その辺は読み飛ばして下さい。

 前略 Sさん。気が向いたので見に行きました。元気そうでなによりです。今日の舞台で頑張っている姿を拝見して、そう思いました。
 2年ぶりにあなたを見ました。良い時間を過ごしているみたいですね。役者としてしっかり成長していて、安心しました。舞台上で演じているあなたに自信が漲っており、ある種のオーラも見えました。
 悩んでいるとハガキにありましたが、大いに悩んで下さい。決して逃げないで、立ち向かって。悩みとは一時の迷いと次のステップへの階段。どんな方法でもいいのです。まっすぐ行くも良し、回り道をしながら進むも良し。逃げなければ結果は付いてきます。
 今のあなたを見ていると、継続の力を感じます。だからこれからも色々勉強しながら、今の道を極めて下さい。
 やりたい事をやれるのは、素晴らしい事です。やりたくてもやれない人は山ほどいます。だから自分自身で納得いくまで辞めたいなんて言わないで。やりたい事をやっている誇りを胸に持って。
 あなたはこの文章は読まれる事はないでしょう。でも形にしたかったので、ここに書きました。
 次は気が向くのかどうか、わかりません。ですが、影で応援しています。
 それでは。

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2003.9.26(金)    一体誰のもの?
 ジャイアンツ原監督の辞任会見。監督の隣にいたオヤジを見ていると、監督の自分を殺してジッと耐える姿に、沈黙は金なり、が必然と頭の中で浮かんだ。何を喋ろうと、悪役は悪役。ますます自分の顔に泥を塗っている。ああいう歳の取り方はしたくない。
 原監督が名監督かどうかは、今議論する問題ではない。話さなければならないのは、監督の地位である。
 日本一になった翌年に解雇。それは良いことなのか?良くないに決まっている。ライオンズの伊原監督のように、伊東勤への繋ぎ監督であるならまだしも、契約半ばでのクビは恐怖政治そのもの。
 確かにジャイアンツは勝利・優勝を義務つけられている(勝手に思いこんでいるだけ、と私は解釈している)からといってそれほど悪い成績でないのに解雇。酷い話だ。
 ホークスの王監督がこう話している。
「巨人の監督のなり手がなくなる」
と。もっともな話だ。現場の冷静な判断からの解雇なら納得はいくが、優勝できなかった感情から首を切る球団には、だれも寄りつきたくはない。
 ジャイアンツのネームバリューは落ちているが、マスコミ・芸能界はチヤホヤしてくれる。元ジャイアンツ監督は今後の生きていくための金にはなる。そのためにフロントのキリのない介入とマスコミの過剰報道に胃を痛める時間を過ごす…。耐えきれるハートを持つ人にしかなれない職業だ。
 次の監督は堀内氏だという。チーム内の不協和音もあるだろう。今回のゴタゴタでの就任はマイナスからのスタート。どのようにゼロへ持っていき、プラスに持っていくのか。アンチジャイアンツも注目である。

 これで地に落ちてくれたら、嬉しいけど。

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2003.9.24(水)    9/24 ファイターズ対ホークス 一瞬の風
 レフトスタンドの観客の声が段々と小さくなっていき、声援もなくなる。ファイターズの攻撃がなおも続く。まさか、こんな展開になるとは。ファイターズ8回の攻撃はビックイニングとなった。

 ホークスの先発斉藤和己は20勝目をかけたマウンド。ボールにキレがある。小笠原・坪井を欠く打線では打ち崩せそうにない。打線も2回に鳥越の2点タイムリー、3回松中ソロHR、バルデスタイムリーで0−4で一方的な試合になりかけた。だがファイターズ先発はプロ初先発になる江尻が、ピンチ連続で苦しみながらも抑える。
 ファイターズは5回にワイルドピッチと内野ゴロの間の点の2点を取るが、斉藤の前には太刀打ちできないと思われた。
 しかし7回に西浦にソロHRを打たれ、奈良原にセンター前にヒットを打たれた時点で、斉藤を諦める。後続は佐藤が断ち、後はホークスお得意の継投が見られるはずだった。
 ところが8回、上田四球、田中幸雄センター前ヒットで無死1・2塁に。ここで佐藤から吉田にスイッチするが、木元を歩かせて満塁。ここで島田が2点タイムリーヒットをセンター前に放ち、5−4と逆転。まだまだ続く。西浦四球後、吉田から吉武にスイッチするが、高橋信二が2遊間を破りまたも2点(7−4)。奈良原四球で吉武も降板。満塁で渡辺正和の登場、が阿久根に死球で8点目。1死後、2度目の打席に立った上田がタイムリーで9点目、2死後に木元が息の根を止める3人の走者一掃の2ベースはイニング9点目。12−4になり、攻撃が終わる。
 ホークスは9回に代打大道の2ランHRが出るも(12−6)、8回加藤、9回立石に仕留められて、終了。ライオンズが引き分けたため、マジックは3のまま。

 ホークスに優勝へのプレッシャーは見られなかった。負けるとは思えなかった。しかし何か足りなかったのは、事実。
 ホークスの選手達は何回も優勝争いをしているのに、苦しがっている姿を見ると、どんなに経験があっても難しいものなのだと実感した。

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2003.9.23(火)    9/23 川崎対鳥栖 大量得点の影
 あぁ、と何回ため息をついたことか。点は取れる。合計7点。J2最多得点タイ記録である。だがもっと得点が入っていたかもしれない。勝っているから良いものの、緊迫した試合だったら・・・ホベルチの得点能力を疑いたくなった。

 今年最後のナイトゲーム。日の入りも早くなり、涼しくなってきた等々力。お彼岸の日の開催のJ2第35節、対鳥栖は19時4分にキックオフ。
 最初に点を取ったのは、川崎であった。4分、左サイドからの今野のFK。これをアウグストがゴールへ頭で流し、先制。早くも試合の主導権を握る。20分には今度はアウグストがFKを直接決め2−0とする。がここで気を許したのか、この後なかなか点が取れない。原因はホベルチ。シュートは枠を外し、打つ事もできない時も。ゴールを決められないばかりか、鳥栖の息を吹き返す原因を作る。29分、鳥栖のCK、ファーサイドに流れたボールをホベルチが空振り、後ろから詰めていた宮川に取られてシュートがネットを揺らす(2−1)。その後鳥栖の攻撃は勢いを増す。のヘディングシュートがゴールマウスへ。ポストに当たり点にはならなかったが、ヒヤリとさせられた。
 だが重くなりかけた空気を変えたのはホベルチ。40分、シュートを決める。やっとスタジアムが落ち着いた。そして44分、鳥栖のジュニーニョがスパイクの裏を見せるスライディングで2枚目のイエローカードを受け退場。鳥栖のゲームメーカーが消え、川崎は優位に試合を運べるようになる。
 後半開始から10人になった鳥栖を攻め込む。49分ジュニーニョがペナルティエリア内で足を上げ危険な行為として得たPKを決めると(4−1)、58・77分と立て続けにジュニーニョがネットを揺らし、ハットトリックを達成。仕上げは4バックのために出場した岡山が、自ら受けたファールからのボールを決めて7−1(79分)。スタジアム全体で岡山のコールをしているかの如く、わき上がった。しかし、やっぱりホベルチ。ペナルティエリアライン近くまでキーパーを引きつけたはいいが、そこでお見合い。決定的チャンスで早く出過ぎでオフサイド。滑り込んでのシュートは鳥栖の選手へのファールなど。もっと点が取れていたはずだったはずなのだが。
 鳥栖は後半1点でも取ろう前がかりになりすぎのあまり、大量失点。しかも点が取れないところか、守備の網にしっかりとハマり、攻撃にもならず。結局ボロボロ振りを露呈していた。

 試合は7−1。川崎圧勝。首位新潟が2位広島に敗れ、新潟と広島の差が3、広島と川崎の差が4。得失点の差が明暗を分ける事も考えられるので、内容はともかく、今後のことを考えると、大量得点出来た事は大きい。

 ホームゲーム残り4つ。その中には新潟と広島戦が。最も厳しいクールはまだ始まったばかりである。

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2003.9.22(月)    弱さ
 「人間は弱い生き物である」

 この事をわかっている人は多いかもしれない。ただし弱さを認識していても、弱いことを肯定的に捉える人と否定的に考える人では大きく異なる。
 私は後者。弱い事で心が卑屈になっている人間である。弱さをわかっているからますます弱くなる。ネガティブの典型的な人間。弱さを武器に出来ないで、強がっている最低な人種である。
 何が言いたいのか?簡単に言えばダメ人間であるという事。何も出来ない悲しい奴だ。
 もちろん改善したいと思っている。でも出来ない。だからここまで折れた心を持って生きてきた。元に戻したい気持ちは、ある。だがどこから直したら良いのだろうか。わかっていない。

 昨日、更に弱さを広げてしまった。心の隙間は埋めようにない。ふさぐ作業はいつ出来るだろう。わからない。
 ますますダメ人間になった私がここにいる。

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2003.9.21(日)    9/20 水戸対川崎 雨の中、集中は切らさず
 台風の影響で雨が降る、水戸市陸上競技場。風も冷たく、前日までの天気が嘘のような肌寒さを感じる。
 第28節で足下をすくわれる形で負けた水戸との対戦。これ以上負けも引き分けも出来ない川崎にとって、まず勝つ事が大事な試合である。
 J2第4クール最初の試合は滑りやすいグラウンドコンディションの中、静かに幕を開けた。
 川崎は出足よく、前線でもプレスが効く。また攻撃も水戸が引いて守っていることもあり、支配率は高い。だがジュニーニョが怪我で欠場のツケは大きい。攻めても点が入る気がしない。FWの我那覇・ホベルチ共に決定力に欠ける。いつもの川崎の病気が直っていない。チャンスで点が取れないと、回りの選手にも波及するが、守備陣はしっかりと自分の仕事をする。
 試合が進むに従って、水戸の中盤でのプレスが厳しくなり、お互いが素早い攻撃へとなだれ込む。しかし、両チームの守備が安定し、スコアレスで前半が終わる。
 後半、前半の終わりから続いているコンパクトな守備を基本とするサッカーを忠実に実行。相手ゴールに向かう。61分にホベルチから小林へ交代。69分には長橋を下げて、中村を投入。ボランチの茂原を右サイドへポジションチェンジ。これがずばり的中。73分、我那覇が右へボールをはたく。茂原がクロスを上げると、アウグストが頭で合わせる。ボールは一直線にゴールへ飛び込み川崎が先制点を奪う(0−1)。
 なおも攻め込みたい所であったが、水戸がここから怒濤の反撃を見せる。まず、3トップ気味にし攻める。ここで川崎は今野を下げて岡山。左サイドが攻め込まれているのをケアする目的を含め、4バックにシステム変更。しかしあまり機能しているようには見えなかった。その後、守りの要トゥーリオを前線に持っていく。ますます攻撃に厚みが出て、川崎は防戦一方。水戸のヘディングシュートがGKとDFの頭の上を通過、ゴールか!と思われたが、ポストに当たる。
 その後川崎は水戸陣内コーナーポストサイドで必死にボールキープ。相手選手にボールを取られないとするせめぎ合いは、この試合に掛ける思いも乗り移っていた。
 ロスタイム3分過ぎて、タイムアップ。川崎が虎の子の1点を守りきり、第4クール最初の試合を白星で飾ると共に、前回の敗戦の借りを返した。

 今年の対戦成績1勝1敗1分の水戸。楽に勝てる相手でない事は十分承知していた。予想以上に苦しい試合であった。スコアレスドローもあり得ただろう。だが昇格を狙うチームの底力が勝利を引き寄せた。
 カッコつけた言い方かもしれないが、この日の川崎には背負っている物の大きさを見せつけた。
 残り10試合。依然として負けられない試合は続く。

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2003.9.20(土)    祝!1周年
 このHPもついに1周年を迎えることが出来ました。これもひとえに、私のおかげだと思っています。
 いや、マジでマジで。大体私のHPを見ている人は、限られているのだし、たまに覗いても掲示板程度のハズ。そう考えれば、私の継続しようとする力が、ここまでもったおかげだと。

 元々は私の意見を人目に見せようとして始めたHP。少しは文章力がついたかな?昔の文を見ると、訂正したくなるけど。

 まぁ、いつも覗いてくれる人も、たまに見る人も、今後ともよろしくお願いします。

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2003.9.18(木)    タイガース優勝
 火曜日、セリーグはタイガースが独走のまま優勝をした。予想通り夏の死のロードでもたついたが、その前に大差をつけていたので、下からの突き上げがなく、比較的気楽に逃がしてしまった。まさか10ゲーム以上差があるとは想像外。
 競馬で例えたら、1頭楽に逃げている展開。後ろはそのうちバテるだろうとたかをくくっていたら、捕まえきれなくてゴールをした感じである。
 もちろんタイガースの優勝にケチをつけるつもりはない。どんな戦法であれ、正々堂々戦った結果の優勝。心からおめでとうと言いたい。
 あとは星野監督の日本一。いままでまだ達成していない日本一の監督の座。今回は奪って欲しいものです。

 タイガースの独走優勝の影には、他のチームのだらしなさが大きい。昨年はジャイアンツがダントツ優勝。競合相手がなく、自力の勝利だった。が今年はジャイアンツがケガ人続出で早くに戦線離脱。これがタイガース独走にさせた要因の一つだと思う。ジャイアンツが対抗できなければ、去年とさほど戦力の変わらない、対抗馬にすらならない他チームに何を求めろというのか。
 ジャイアンツとタイガースが競り合う形で優勝争いをしたら、世間はもっと盛り上がっただろう。それは残念である。

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2003.9.17(水)    9/17 ファイターズ対マリーンズ ハートフルドーム
 今シーズンファイターズ主催のマリーンズ戦は今日で最後。また東京ドームでやるマリーンズ戦も最後(定期的には、の話)とあって、多くのファンが集まった。
 このカード最終戦の試合終了後の楽しみは、エール交換。関東を拠点とする両者のエールは見ていて清々しい。だが今年は心が晴れ晴れするほど温かい空間になった。
 まず、マリーンズ側からファイターズへエールを送ると、返答が届く。しばらくやりとりをした後、マリーンズファンの声が一つになり、大きな声となってドームを響かせる。
「おい!東京ドーム!たくさんの!思い出!ありがとう!」
この言葉はジーンと心を揺さぶった。私自身も思い出を作ったし、野球の楽しさを再び甦らせてくれた場所。のんびりと野球を見ながらビールを飲んで…が出来た心のオアシスだった。来年からはファイターズは札幌へ移転するので、ここでパリーグの試合を見るのは数少なくなる。寂しさ、の思いをマリーンズファンが代弁してくれた。
 東京ドーム側も粋な計らいをしてくれた。オーロラビジョンに、
「千葉ロッテのファンの皆様、ご声援ありがとうございました」
と映し出され、ウグイス嬢も感謝を表した。多分アドリブだろう。予定外の行動だったに違いない。だけどそれが、心に来た。
 外野で見ていた私の心の表情は晴れやかになって、帰宅した。

 試合は昨日の勢いそのままのマリーンズが、3回渡辺正人のソロHRを皮切りにフェルナンデスのタイムリー2ベースで2点、計3点。4回にはサブローのソロHRに小坂のタイムリーで、ファイターズ先発櫻井が四球連発でKO。武藤に交代するが、フェルナンデス、ショートに連続タイムリーヒットを打つ。打者一巡の攻撃で5点取り、0−8と試合を決める。
 その後も7回にサブローがタイムリー(3−9)、9回フェルナンデス、サブローの今日2本目のHRである2ランHRで計12点と大量得点を上げる。
 先発の清水直行は4回木元に3ランHRを打たれるが、それ以外は安定投球。7回からは藤田、8回に上田に2ランHRを打たれると(5−9)、シコースキーへ。9回は川井が締めてゲームセット。5−12でマリーンズ連勝。どうしてこのような試合がシーズン途中で出来なかったのか。疑問に残る内容であった。
 ファイターズは先発の櫻井を始め、武藤・清水・関根とことごとく打たれる。打線も打てていない。HRでしか点が取れないのは、どうしたものか。
 選手に気持ちが入っていない。特に投手。見に来ている人たちに失礼な試合を見せるのは、やめてくれ。あっさり負ける姿は、悲しすぎる。

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2003.9.16(火)    9/16 ファイターズ対マリーンズ 勢いの差、歴然
 9月に入って昨日まで9勝4敗と大きく勝ち越しているマリーンズ。苦手とされるファイターズに5〜7日の3連戦では3連勝。今までの鬱憤を晴らすかの如くの勝ちっぷり。その後ライオンズ、バファローズにも勝ち越すなど、ここに来て上り調子。
 対するファイターズは3勝8敗1分。先制しても負ける展開が続いている。
 昨日の試合はファイターズがものにしたが、今日はどうなるのか。勢いは消えたか、消せないのか。

 2回裏、マリーンズ先発渡辺俊介が突如打たれ出す。高橋信二の3ランHRに石本のファーストゴロ処理のもたつきの間にもう1点、計4点献上する。
 が3回表すぐさま小坂の内野安打で1点。小坂が盗塁で2塁へ行くと、福浦がタイムリーヒット。ファイターズ先発隼人を打ち込む。
 そして6回、福浦がソロHRで1点差にすると、7回表に大爆発を起こす。
 まずショートのソロHRで同点。サブローがヒットで出ると、隼人に変えて立石。が立石も1アウトを取るが、ヒット・四球を出し清水へスイッチ。しかし福浦に押し出し四球(4−5)。ファイターズベンチはすぐに芝草を投入するが、佐藤に2点2ベース、堀・フェルナンデスのタイムリーで9点、とどめはサブローが走者一掃の2ベースでこの回打者12人を使い9点。4−12とする。
 勢いは止まらない。8回にはシールバックから福浦のタイムリー2ベースで2点、フェルナンデスのセカンド強襲ヒットで1点、計3点(4−15)。9回には加藤から小坂の猛打賞となる2ベースヒットで16点目を取る。
 投げては渡辺俊介が、3回以降ヒット2本で抑える。120キロのストレートを生かすためのコントロールとスローボールでファイターズ打線を手玉に取る。課題となっていたランナーが出てからの投球も問題なし。2回の4点が悔やまれるが、ナイスピッチングの完投勝利であった。

 最後にファイターズ。またも4点差をひっくり返される。選手自身に覇気がない。このままズルズルと落ちていくのか。それでは、寂しすぎる。東京ドーム残りわずかの試合、有終の美を飾る気持ちで戦って欲しい。

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2003.9.14(日)    人間には劣るけど
 川崎駅近くにダイスビルが12日にオープン。さくらや、東急ハンズやHMVなどの店舗が入り、オープン日から大盛況。地下2階には大規模なゲームセンターも。
 店内はメダルゲームからプリクラ・プライズゲームまでたくさんのゲームが所狭しと並んでいる中、気になる物が。
「リラクゼーションコーナー」
 何だろう、と足を運ぶ。目の間には3台の足ツボマッサージ機とリラクゼーションマシーン。
 足ツボは足を機械の中に入れて、ツボを機械が圧すという物。マシーンの横には足裏ツボが書かれた紙も貼ってある。指圧の強さも選べ、結構気持ちいい。痛い所には、うぅっ!と声が出てしまう。難点は、どこのツボが悪いのかが、わからないこと。いくら紙が貼ってあっても、難しい。5分100円は安いけど。
 リラクゼーションマシーン。正式名称は忘れたが、こっちはマッサージチェア。全身マッサージから肩・腰重点マッサージ等が選べる。また南国やリゾート地にいる気分にさせるヒーリング機能も。私が体験したのは、マッサージ。ヒーリング音楽が流れる中、優しくマッサージ。かなり効く。5分200円だが、マッサージに関しては、15分前後。なので全部終わるまでには追加料金5分100円、計400円かかる。だけど、それだけ出してもやる価値はある。オススメ。
 人間の手がやるマッサージには劣るけど、時間がない時などにはいいのかな?だけど機械だけに悪いところを重点的にやってくれない。ケースバイケースか。

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2003.9.13(土)    先週に引き続き
 HMV川崎ダイス店。市井紗耶香ソロデビュー記念インストアイベント最終日。全国10カ所を回るイベントもついに最後。そして私自身、2回目の参加。
 多分先週の渋谷・池袋とハシゴ組がいると考えられていたのか、プロモーションビデオは無しで、いきなり紗耶香登場。歌った後のMC、前回は曲とは関係のない話をしていたが、今回は曲に対する、歌への思いを語っていた(某巨大掲示板では歌に関することを話せ、とレスがあったのが大きかったのか?)。だが、話がしっしゃかめっちゃか。的から外れている。自分自身の言葉を上手く伝えきれていない。言いたいことはわかるが、もう少し整理した方が良い。しかしまだ19歳。場慣れをしていけば、伸びるだろう。
 前回もそうだったけど、笑顔がいい。屈託のない笑みを見ると、幸せになれる。特に握手会で間近で見た彼女の微笑みを見た瞬間、やっぱり来て良かった、と。心から嬉しい気持ちになった。もちろん、歌っている姿も大好き。全部大好き。私にとって女神である。
 MCで、もっとみんなの前で歌いたい、と話していた紗耶香。私もいっぱい見たい。だから早くライブをやってね。出来るだけ、早く。

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2003.9.12(金)    9/6 川崎対大宮 連敗で無言
 前半から何本もシュートを放った。だがボールは枠を外れ、大宮GK川島のファインセーブでゴールネットを揺らすことが出来ない。攻める川崎。しかし決定力にかけるシーンで何度も等々力がため息で包まれた。
 そして81分に一瞬の出来事が起きる。

 前節対新潟戦を2−3で負けた川崎。天王山で星を落とし再び3位に後退。だが今年は連敗がない。でも今日の相手大宮には今年相性が悪く、ドローと負け。中2日の疲れと、新潟に負けたショックが尾を引いていなければ、と試合前に考えた。
 試合が始まったら、そんな考えは吹っ飛んでいた。猛攻が始まっていた。大宮が引いて守っていた事もあったが、ドンドン攻め立てる。ジュニーニョがホベルチがアウグストがシュートを放つ。しかしゴールは決まらない。決まりそうなタイミングのシュートはゴール枠へ向かっていかない。
 試合が進む中、気になる事が。アウグストの上がりが極端に減った。疲れなのだろうか。アウグストの攻め上がりが生命線である川崎にとって、キツイ展開。右サイドでのボール回しが多くなる。
 前半は0−0のまま終了。
 後半、川崎は再び攻め出す。やはり右サイドからの攻撃が目立つ。川崎自慢の外人トライアングルも踏ん張る。だが大宮DF陣が体を張り、点を許さない。
 ホベルチから我那覇、長橋から林と選手を入れ替えるが、なかなか点が取れない。
 そして81分、大宮はクリアボールからカウンター。攻めに数を擁した川崎をあざ笑うように突き進む。安藤のセンタリングに飛び込んできたのはフリーのバレー。ボールは今日初めてネットに触った。大宮先制。
 川崎はここから4バック1ボランチに変えて、攻撃の手を更に加速させる。今野に変えて中村を投入する。しかし得点の匂いはまったくしない。
 そして、試合は無情にも終わる。

 試合後応援ゾーンは静まり返っていた。ゲームを試合していたのは川崎。だが結果は、負け。油断負けでもない。罵声を上げたい気持ちをぐっと堪えていたのか、諦めの気持ちからか、ただ立ち尽くしたままで選手を迎えていた。
 選手も悔しさをにじみ出していた。

 負けは負け。いかに引きずらないが大事。しかし次節は第3クール1位の福岡。苦しい戦いが続きそうだ。

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2003.9.11(木)    2年前のあの日
 東京ドームで野球観戦し、ほろ酔い気分で帰宅。お風呂に入った後パソコンを立ち上げ、yahoo!を見る。すると、何か雰囲気が違う。ニュースに訳の分からない事が載っている。クリックし、詳細を見るが頭の中はまだ理解不能。すぐさまテレビを見ると…。
 事実は小説より奇なり、とは使い古しの言葉。だけど頭の中の想像を超えた出来事は、作り物では見る事不可能の現実。飛行機がビルに突入し、ビルが崩壊。時間の経過と共に事件の真相があきらかになるが、この時点では何故?の嵐でパニック状態であった。
 どうしてこんな事をするの?何が目的なの?
 何回も多くの人を巻き込んだ殺人が目の前の画面で映し出される。ただ呆然と見尽くす私がいた。何故?は消える事なく時が流れる。朝までネットとテレビを見ていた。心の中で世の中への不安と事件の謎が渦巻く。
 自爆テロの怖さを知った日であった。
 

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2003.9.10(水)    9/10 ファイターズ対ブルーウエーブ やる気があるのはどっち?
 以前のままだったら、ブルーウエーブは簡単に負けていただろう。どのように負けるのかを見届けようとしていた。しかし、予想を外す展開へ進むとは、想像もしていなかった。

 1回表、ブルーウエーブは早くもチャンスを作る。1死1・2塁で4番ブラウン。が打球はショート真正面。ゲッツーで攻撃終了。で裏のファイターズの攻撃は打者9人をつぎ込むビッグイニングに。
 エチェバリアのタイムリーヒットから始まり、上田はファースト塩谷のタイムリーエラー、木元2ベース、高橋信二犠牲フライ、田中賢介ヒットで計5点。ブルーウエーブの先発本柳を打ち込む。しかし、この回以降本柳はボールが適度に荒れだし、的が絞れなくなったファイターズ打線から快音が聞かれる事が無かった。
 2・3回と3人で仕留めたファイターズ先発ミラバルだったが、4回に塩谷犠牲フライ、オーティズ2ランHRが出ると、5回にはファイターズファースト木元のタイムリーエラーで同点に追いつくと(5−5)、6回に山崎のソロHRでついにブルーウエーブ逆転(6−5)。
 普段ならここから崩れる事のあるブルーウエーブ。しかし前回バファローズ戦で初完封を収めた本柳のピッチングが冴える。7回に降板するが、その後岩下→萩原、9回は小倉が締め、打線も8回に清水(加藤→芝草の後を継ぐ)から相川がソロHRを放ち、追加点も奪って、しっかり勝利を手にした。

 今日までのブルーウエーブの9月成績は勝ち越し中。その勢いが出た試合だった。
 にしてもどうして一昨日の試合は、お笑いだったのだろう?昨日はしっかり勝っていたけど。

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2003.9.9(火)    クソゲーの論理
 一昨日書いた「負けの美学」、どうしてこういう考えが頭の中を駆けめぐったのかというと、スクールのフリーペーパー企画の一つ「クソゲー」があったからである。フリペに関しては、後日改めて。

 でクソゲー、簡単言えばつまらない、だけどそこに何か引っかかりがあるゲーム。これは私個人の意見かもしれないが、そう考えている。
 ゲームをいくつかやっていればわかるのだが、どんなに長時間プレーしても記憶の中から消えてしまうのである。もちろんつまらないゲームは短時間しか遊ばないから、記憶にも残らない。だがクソゲーは違う。ダメな部分が頭に入り込んでくる。怒りに満ちている所が、いつしか美しい思い出に昇華する。ダメな箇所が一際目立ち、人と共有できる話の種になる。
 だから私はこう言う。クソゲーには「ダメの美学」がある。逆に言うと、「ダメの美学」が無いとクソゲーにはならない。クソゲーは歪だけど美しい物だ、と。
 単につまらないゲームならこの世には数多く存在する。だけどクソゲーはつまらない上にさらにつまらないと怒りをぶちまけたくなる。だけど心のどこかに残り、愛すべき息子へと変貌させる。変な奴である。

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2003.9.8(月)    9/8 ファイターズ対ブルーウエーブ 11年目の将来の先発候補
 ブルーウエーブ先発・牧野を8月11日に見た時、先発でやっていけると感じた。がその後3回先発するも、いずれもKO。先発の義務でもある5回を持たずに交代もあった。9月に入ると再び中継ぎへ戻るも、今日先発復帰を果たす。

 初回からピンチ。坪井、エチェバリアにヒットを打たれ2死1・3塁。しかし島田をファーストゴロで仕留め、点を与えない。
 2回表に先制点をもらい、リズムに乗りかかろうとする3回裏、1死1・3塁でエチェバリアが三遊間を破るタイムリーヒットを打ち同点。だが次の島田、田中幸雄はしっかり抑える。
 今日の牧野はテンポよく投げているが、ボールとストライクがはっきりし、コースも甘く、高くボールが行く傾向にあった。それを補っていたのがボールの伸び。手元で伸びるのか打ち上げても詰まる。だがスタミナが無くなったら…。
 5回裏、ついに訪れた。井出の2ベースから坪井の犠打、小笠原四球の後、今日2安打のエチェバリアがバックスクリーンに飛び込む3ランHR(4−1)。抑え込んでいた島田にもヒットを打たれ、降板。
 90球、被安打7本。今日もKOされた。だが、まだ発展途上。11年目にしてようやく手に入れようとしている先発の座。是非とも勝ち取って欲しい。

 試合はファイターズ先発の金村が8回2死まで2回のオーティズ、6回の葛城のHR2本による2点で抑えて建山へバトンタッチ。が9回表にブラウンにまさかの2ランHRで4−4の同点に。好投を続けていた金村には不運な展開に。
 しかしその裏、5回裏から萩原→岩下→北川と無失点で繋いでの登板となった小倉が井出2ベースを打たれる。坪井アウト後、小笠原敬遠でエチェバリアと勝負。ボールに逆らわずバットに当てるとセンター前に転がり、2塁から井出が走り込む。センター谷からの送球は僅かに逸れ、井出がサヨナラのホームを踏み、あっけなく終わった。5−4。連敗中だったファイターズが今月初勝利を上げた。

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2003.9.7(日)    負けの美学
 今年のブルーウエーブの負けっぷりは素晴らしい。特に石毛監督が4月23日に解任されて以降のブルーウエーブは、ネタのオンパレード。4回までに9−0でリードするが9−11で負ける。11点取っても21点取られる。7回コールドゲームでも17点で負け。3試合連続10点以上取られる。26−7で破れた5日後に、同じ相手に29−1で負ける。
 それだけでない。ただ負けるのではなく、インパクトに残る事をする。9回に同点に追いついてもサヨナラ負け。1点も与えられない状況で満塁HRを打たれ、ゲームを壊す。大量リードがまったくセーフティリードにならない。ヒット数で相手チームを上回っても、点数に結びつかない。初回に2点取って3点取られる、これで終わる…などなど。

 勝負事には勝ちと負けしかなく、プロには常に勝利が求められる。負けはイコール死である。
 その一方、プロは魅せる事も仕事である。対観客を意識しない選手はお金をもらう権利はない。その意味でも、負け方にもこだわりがあっても良いと思う。真面目にやっての成績だからこそ、引きつけられるモノがあるのだ。
「負けに美しさがあるのか?」
 私はある、と声を大にして言いたい。ただし、真面目にやっているからこそネタになるのであって、遊びであれば、やる気無しのプレーをしていれば、そこに美しさは存在しない。

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2003.9.6(土)    あぁ、紗耶香様
 池袋・HMV池袋メトロポリタン店、17時。整理券を持った203人の人間が柵の中へ詰め込まれていた。彼らの前にはステージ。一体何が起こるのか?柵の外は中の人達を不思議そうに眺めていた。
 ステージ奥にあった大型ビジョンに映像が映し出される。一人の女性歌手のプロモーションビデオ。終了後司会と思われる人が出てきて、女性歌手の紹介をする。そして出てきた女性歌手、市井紗耶香がステージ上へ上がる。
 市井紗耶香、今や知らない人はいない、と言われるほど有名なグループ「モーニング娘。」の元メンバー。卒業後、市井紗耶香 in Cubic-Clossで活躍していたが、9月3日ついにソロとしてデビューを果たす。ソロデビューイベントとして、ミニライブと握手会を全国13のレコード屋を行っていて、今日は渋谷の後、ここ池袋での開催。
 まず軽いMCをして、今回の曲「4U〜ひたすら〜」と「不器用な天使」を熱唱。続いてトークに移る。
 3日より各地を回っている彼女は、当然の事ながら一人でステージに立つのは初めて。なのでトークがたどたどしい。一生懸命に語ろうとする姿は可愛らしいが、プロとしてみたら失格。だが、私は頑張れ、と思わずにいられなかった。ファンであるし、今の彼女にそのラインを求めていないからだ。もしこの言葉を彼女が見たら怒るだろう。承知で書いている。まだ発展途上だから、温かく見守っていたいのだ。
 ちなみに今日のトークの内容は、蚊に刺された事・池袋のオススメラーメン屋・今後の市井紗耶香のありたい姿など。
 トークが終わると、「4U〜ひたすら〜」をまた歌い、ミニライブ終了。お待ちかねの握手会が始まる。203人と握手をするのだが、写真撮影やサインは禁止。ただ握手をするだけ。流れ作業のように進む。何回か彼女と握手をしているが、今回はあっという間の出来事で終わった。時間にして1秒。声をかけることも出来ず。だけど、手に残る感触は、前と変わっていない。
 イベントが終わった後、駅へ直行せず外へ出る。おなかが空いた。ラーメンを食べに行く。トークでのオススメ店に上がっていた「ばんからラーメン」。とろみばんからを注文。なんでも彼女も好きらしい。
 食べたら急いで池袋駅へ戻る。なにせ、これからサッカーの応援があるのだから。

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2003.9.5(金)    9/4 ファイターズ対ホークス 22イニングス目の決着
 これが首位の底力−この言葉がピッタリハマる内容であった。
 首位とはホークス。試合前までマジック17。しかし消えたり出たり。だが今日の試合はモヤモヤを吹き飛ばす大逆転活劇に。

 ホークスはピンチを迎えていた。先発のナイトが安定しない。2回裏に木元に先制HRを浴びると、5回裏には4者連続ヒットで2点を献上されKO。渡辺が木元を抑えると、吉武にスイッチ。が高橋信二に走者一掃の3ベースで3点、井出の2ベースで1点、計6点取られ、5回を終わり、7−0とリードを許す。
 しかし今日のホークスは一味も二味も違う。直後の6回表にバルデスが3ランHRを放ち、先発正田をKOし、櫻井へ。
 この回はこれだけで終わる。そして底力を発揮した8回表へ進む。
 1アウト後、ランナー1・3塁。バルデスの当たりはショートへボテボテのゴロ。2塁をアウトにするだけ。3塁ランナーはホームインで7−4、3点差。ここで投手をこの回より代わった清水より芝草へ。ホークスへ向きを変えた流れを、芝草は止めることが出来なかった。瑞季のタイムリー含む3連続ヒットで、マウンドから引き吊り落とされると、柴原は代わった立石から2ベースで7−8と大逆転。川崎が四球の後、このイニング2回目の井口がタイムリー。7−9と試合が決まったかに見えた。
 今年のファイターズは粘りが信条。もちろん今日も見せる。8回裏、2アウト1・3塁で小笠原がランナー全員を帰すタイムリー3ベースヒットを打ち、同点に。
 でも今日の所は、ホークスの方が粘り度が高かった。9回のチャンスは逃すが、10回表、2ベースから四球2つで一死満塁。城島はボールをバットに叩きつけると、立石のグラブを弾くゴロ。1塁をアウトにするが、その間に10点目のランナーがホームイン。バルデスを敬遠で歩かせ再び満塁になると、大道が試合を決定させる2ベースを打つ。ランナーは2人ホームイン(9−12)。もうファイターズには再逆転のチャンスがなく、このまま終了。
 前日の試合が、12回ドローゲームであったことから合計22回でようやく試合が決まった感じであった。

 7点差をひっくり返したホークスの力に正直ビックリした。勢いに乗ると手がつけられない。これもすべて首位の地位にいるチームの力であろう。
 これでマジック16。このままホークスが突っ走ってしまうのだろうか?どこかが止めに来ないのか。現状から言うと、どのチームも精一杯で、止めるチームは皆無であろう。

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2003.9.4(木)    ほっと一息
 サッカーのサポーター主催・新潟戦アウエーバスツアーが何とか終わった。表面上は無事終わったように見えるのだが、深層部分では何かと大変なことばかり。おかげで心労がたまる一方。
 今日の朝、無事帰ってきて一安心だが、まだ終わっていない。会計の精算が出来上がっていないから。

 今回は色々あり過ぎた。平日のナイター。参加者がいるのか。他にもあるのだけど、ドロドロし過ぎるのでカット。とにかく毎日が辛かった。
 でも今日で荷物はあらかた降ろせたので、ほっとはしている。

 疲れた。終わったことで疲れがどっと湧く。そして眠い。バス内では仮眠程度。今日は仕事。体に悪いこと、間違いなし。
 いつかツケが回ってくるだろう。でも、もういいや。

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2003.9.3(水)    9/3 新潟対川崎 第3クールの大一番
 「天敵」。相手側からすれば勝ち星の計算できるチームかもしれない。だが川崎から見たら、新潟は天敵なのである。今シーズン2度対戦も2敗。川崎がJ2に降格してから勝てないチーム、それがアルビレックス新潟である。
 しかし昇格を狙うのであれば、苦手意識は取り除かないとならない。しかも対戦場所がアウエーなら一気に流れを変える事も可能。その意味でも、この試合は天王山の名前以上に川崎にとっては大事な試合である。

 新潟はファビーニョが今期絶望の怪我をし、また前節甲府相手に負けを喫した。前々節に広島を破った勢いが途切れそうに見える。川崎はここで勝ちを納め、勝ち点差1にしたいところであった。サポーターも平日のナイターにも関わらず多く集まり、新潟に負けないように応援をしていた。
 しかし今期2試合とは違う動きを新潟はしてきた。川崎に攻めさせておいて、カウンターを仕掛ける戦術をしていた新潟が、前半の頭から激しい攻撃で向かってくる。最初のシュートは山口が蹴る。ボールはポストに当たるも、ゴールは割らない。だがこの山口が先制点を奪うとは。7分、ゴール左からのミドルシュートはDFに触り、コースが微妙にずれる。GK吉原は一歩も動けず、早くも新潟にリードを許す。
 川崎は新潟の早い攻めに防戦一方。しかしピンチからチャンスを作る。12分、CKのボールをニアサイドにいたホベルチが反らすようにヘディング。これが今期新潟より始めて取った点であった。(1−1)。
 流れが向くかと思われたが、新潟にある勢いは止まらない。23分、ゴール前でGK吉原とDF岡山が交錯。ボールを何とかクリアはするものの、上野に取られてゴールを決められ2−1と再びリードされる。そして3分後、CKで蹴られたボールはニアサイドに、マークを振り切ったマルクスが頭で決める。3−1。意気消沈する川崎イレブン。前半で勝負があった。
 後半開始早々に新潟DFアンデスソンのオウンゴールで1点差に詰め寄り、攻め立てるがゴールが遠い。中村の投入、我那覇を入れて3トップ、伊藤優津樹を中盤にして2バックと攻撃の手を変えながら新潟ゴールに向かう。が決定力がない。新潟の引いて守られてはなすすべもない。そのままタイムアップ。川崎は完敗。現状の攻撃力と戦術力、すべて新潟が上回っていた。

 もともと混戦での抜け出す攻撃力に乏しい川崎。欠点が出たまま、何もできずに終わってしまった感がある。これで勝ち点差が7になり、3位広島が勝ったため再び3位転落。
 残り13試合。もう1回り11チームと対戦がある。第4クールでの巻き返し、そして新潟を負かさない事には「昇格」は幻になってしまう。川崎はもう1回、自分たちのサッカーを見直し、着実に勝ち星を重ねないといけない苦しい状況にある。

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2003.9.1(月)    秋の始まり
 18時半、外は真っ暗。夏の終わりを感じた。
 空は、もの悲しい色へ変貌しかかってきた。
 焼ける青から変わった爽やかな青空は、空虚な冬の空に移る前の一瞬の静寂。
 気が付けば、もう9月。今年も残り僅かの見えない壁が徐々に迫ってきている。
 何かをしなければ、何かをやらないと。心の中で葛藤が暴れ出す。
 しかし、いくら動こうが、出来ないこともある。そうすると、ますます大暴れ。

 今、私の心は暴発寸前。吐け口を求めては、いない。ぶつけた所で、無意味だとわかっているから。
 目的に到達できない焦りと不安、諦めと頑張ろうとする相反する気持ちが、心を荒ませる。
 このまま行くと、10月くらいにはどうなるのか、わからない。
 なにせ明日のことすら、わからないのだから。

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