香港3日目

10月10日(木)晴れ

 8時40分にホテルを出る。ネイザンロードを南下し尖沙咀へ。今回もまた足裏マッサージをしに行く。場所も前回と同じ所で。前日に電話で予約を入れているのだが(初めて香港の公衆電話を体験する)、予約時間は9時半。少し早くつきすぎたのでマクドナルドで時間を潰す。予約時間に近づいたので再びマッサージ屋へ。名前を告げ、中に入り、足を洗っていよいよ足裏マッサージだ。
 今回は前回みたく病気のデパート状態になってはいなかったが、前回指摘されて心が傷ついた箇所はまたチェックされた。でも今回はあんまり気にしてはいない。何故なら心の準備があったし、それに・・・。今回は足が筋肉痛と診断を受ける。

 マッサージが終わり、お土産買い物タイムに入る。向かう場所はペニンシュラホテル。ここのチョコレートが美味しいと聞いていたので買いに行くことに。仕事場用・家族用にチョコレートを買う。チョコレートはそれなりの値段だった。やっぱり高級なのね。
 地下鉄に乗りホテルへ戻る。あとはこれをバックの中に入れれば終わり。そして集合時間になるはず、がまだ30分ほど時間がある。そう言えばまだ朝ご飯を食べていない。10ドル雲呑麺屋街のある佐敦まで歩く。店に入り雲呑麺を注文、来ました。雲呑は大きい。しかも熱いので一口で食べようとすると大変な事に。麺は極細縮れ麺。中国の麺はコシがないと言われるがこれはしっかりしている。スープはコンソメ味か?普通である。全体的に少な目の量だがこれで10ドルなら安すぎ。
 最後の散歩を楽しみながらホテルへ戻る。荷物を持ってフロントでチェックアウトをしてロビーで待つ。しばらくして係りの人が来る。バスに乗りいくつかのホテルを経由して13時過ぎに空港へ到着。もう帰るのか、
と寂しい気分。飛行機のチェックインをして出国手続きをする。時間があるし、雲呑麺だけだったのでおなかが空いて来るだろうから軽く食べようかなと思うが、空港内の飲食物みんな高いのでやめ香港国際空港でする。ふらふら空港検索をしていたらインターネットスペースを発見。昨日の川崎フロンターレの試合が気になっていたので見よう。まずフロンターレの公式HPを見ようとしたら文字化けをおこしていた。このページですら文字化けしていないのに。少し鬱。YAHOOの日本版へ行き調べる。そしたら1−1だった。もうJ1昇格はダメか・・・かなり濃い鬱になる。
 14時40分に搭乗開始だがまだ時間があるので5ドルを出してマッサージイスの世話になる。今回は足裏マッサージの後に体マッサージをしていないし。ソフトなタッチで気持ちいい。5分間だがいい気分に。
 時間になり搭乗開始したので乗り込む。帰りの飛行機は行きの飛行機ほど混んでいない。9割くらいの乗車率か。時間通りに動き出し、飛び出す。少し気が緩んだか眠くなる。それなりに食べれる機内食を食べた後は睡眠タイム。千葉県上空を飛んでいるとき、成田空港が混んでいるので着陸が15分ほど遅れると言われる。結局20分ほど遅れた。遅れたが特に気にすることなし。なにせ行く前に帰り乗るであろう電車の時間が21時16分。40分以上待たされる事を考えていたので少しくらいの遅れは歓迎。
 成田について入国審査を終わらせ、成田第2ターミナル駅へ。何か忘れているのだよな、と頭の中で考える。何だろ?電車が来て乗り込むときに気が付いた。そうだ、週刊プロレス買ってないじゃん。まぁいいっかぁ。錦糸町駅で前の電車が馬喰町駅で緊急停止信号を出したという事で止まる。このチャンスに、と売店へ駆け込み週プロゲット。読みながら東京駅→品川駅→立合川駅へ。23時30分、ようやく我が家に帰る。風呂に入りいなかった間に何が起こったかネットウェブをして、夜中の3時に寝る。

 今回の旅はいろいろ考えるところがあった。その一つが言葉の問題。それでいじめられたとかそういうことではなくて、単純にコミュニケーションがとりにくいからだ。相手が英語が出来るという保証はない。そしてこっちもごく簡単な英語しか分からない。そんな時、いかに言葉が大事かということを改めて認識した。
 自分の気持ちが伝えられなくて感謝を言えなかったあの人へ、ある事を言いたかったけど言えなかったあの人に。言いたくても言えなかった、伝えられなかった言葉が存在する。
 そういったことを知った分だけ少し大人になったし、この旅が有意義だったのではないかと、真面目に思ったわけです。
 
 次の旅はいつになるだろう?わからない。でもまた香港に行けるようにお金を貯めて、少しでも広東語を勉強しよう。

終わり

 

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