香港2日目

10月9日(水)晴れ

 7時に起きる。おなかがすいてきたので朝食。粥が食べたかったので海皇粥店へ行く。メニューシートから粥を選択して待つ。そして来た粥・・・ご飯がない。正確にはご飯は溶けていてわずかにお米のかけらが入っているという感じ。生姜が効いていて体によさそう。飲むように食べる。食べ終わり新聞を買ってホテルへ戻る。見たいのはスポーツ。昨日のアジア大会のサッカー日本代表の試合はどうなった?日本が勝っている。これで大久保(セレッソ大阪所属選手)の帰国が遅れるから、日曜日のうちの試合(川崎対C大阪)には出れない。勝つチャンス、あるぞ!香港競馬馬運車
 スポーツ欄の裏面のはじっこの方に昨日見に行こうとして見られなかったサッカーの試合の結果が載っていた。やっぱりやっていたのか。試合は南華が勝っていた。次のアウエーの試合を勝てれば日本で試合が見られるわけだ。勝って日本に来いよ。
 9時半ホテルを出る。地下鉄に乗り、銅鑼湾駅着。A出口を出て道に悩むが、しばらく歩くと見覚えのある場所に着いた。ここまで来ればあとは簡単。競馬博物館のある建物前へ一気に歩く。道路に香港競馬の馬運車があったので写真に収める。そして博物館へ。今日は競馬開催日なので博物館は昼前に閉まってしまう。だから朝早くからにここへ訪れたのであった。
 博物館ではまず馬場体重ばれちゃうよ!を見る。そして体重を量る。なにかボタンがある、押してみる。そしたら紙が出てきた。私の体重と騎手の平均体重などが書かれていた。以前香港にも女性騎手がいたがレース中に落馬して亡くなったそうである。その人を偲ぶコーナーがあり、そこを見ていたら係の人がこれから映像が始まるから見て行かれたら?と言われる。前見ているがまた見る。今回は私一人のための上映。独占しちゃっていいの?

 博物館を出て今回の旅でおそらく日本人が行かないであろう場所へ向かう。ハッピーバレー競馬場から5分くらい歩いただろうか。その建物が見えてきた。さらに歩く。そうすると目の前に見慣れたエンブレムが。ここは南華体育会、香港で一番強いサッカーチームそして多数のスポーツが楽しめサウスチャイナる(会員専用)スポーツ施設である。Jリーグのチームが目指すもの、がここにあった。まだまだ日本はスポーツ文化が低いことを感じた。会員ではないので外から眺めるだけでその場を離れる。
 そこから歩いて1分足らず。そこには昨日いるはずであった香港大球場(香港スタジアム)が。昨日の事を思いだし悔しくなったので写真を撮る。大きいスタジアムだ。サッカー専用スタジアムなので見やすそうだ。改めてリベンジを誓う。いつかはここでサッカー観戦を。

 そろそろお昼近く。飲茶の時間だ。湾仔まで歩く。前回来たレストランまで行くことにする。そして何とか店を発見!シート式の店なのでエビ焼売香港大球場、一回は中で見たいやゴマ団子などチェックし計4種類注文。店内には競馬新聞を持つおじさん・おばさんがいっぱいいる。昼間っから何しているのだか。出てきた点心、美味しい美味しいと食べる。
 その後はトラムで中環へ。ここにあるブティックでお土産購入。地下鉄で油麻地駅まで行きホテルへ戻る。朝早かったので昼寝。起きてから今日の競馬の予想をする。

 17時半前にホテルを出る。楽しみにしていた物の一つ上海蟹を食べることに。ガイドブックに載っている店にしようかと思っていたのだが、ホテルの近くの店に上海蟹のポスターが貼ってある店があった。ここなら食べられるのでは?と思い店に入る。店のおじさんに「上閘蟹」と書いた紙を見せてあるかを聞く。そしたらある、と。ここで食べる事にする。しばらくして蟹を何匹か持ってきた。蟹は大きくないのだな。1匹選ぶ。料金は120ドル。待ちくたびれて新聞を読もうとしていたら蒸し上がった蟹がやってきた。食べ方を迷っていたら店のおじさんが殻の取り方を教えてくれる。さぁ食べるぞ。蟹味噌と蟹肉を特製のタレにつけて食べる。なかなかである。大きくはない蟹である。だから足は捨てる用の皿に置いていたら、おじさんが来て、はさみを持ってここも食べれると見せてくれる。日本ならこういった所を食べたらみみっちいメンバーズ席券と言われそうだが、こっちはOKなのか。食べながらこういった食べ方をするなら香港人も蟹を食べるときは静かなのだろうな、と一人考える。食べ終わった後、先に頼んでおいたエビ炒飯登場。うまいです、はい。

 食べ終わり朝と同じ行程で銅鑼湾へ。今回は競馬場へ行く人の後ろを歩いていけば問題はない。すたすた歩く。19時10分到着。E入口でパスポートを見せてメンバーズ席に入る。1R発走まで5分。だからこのレースはパスする。予想は外れていた。さて2R、パドックに行くか・・・てパドックはどこ?ゴール板の前で迷っていた。それにしても目の前にあるこの柵のあるスペースは邪魔だなぁ。こんな大きなウイナーズサークルはいらないだろ、と思っていた。が数分後この中に馬が続々とやってくる。ま・さ・か・・・建物と馬場の間ににパドックがあった。驚きだ。こ4Rパドック中の驚きのせいではないがこのレースも外す。競馬場探索をしに歩く。マクドナルドがあった。町中と同じ値段設定かまで確認できず。あとは特に私の目に留まるものはなかった。
 予想は相変わらず外れっぱなしだ。レースは休むことなくやってくる。私の財布の中身の軽くなっていく。途中買わないレースも作った。予想の再検討もした。が外れる。そして7Rは重賞レース・ハッピーバレートロフィー(G3)。気合いを入れて馬券購入。が私の本命は内に包まれ直線に入っても前が詰まっている。ようやく前が開いた時は馬に余力はない。外れる。ちなみに1着はビルズアイ(企業家)。
 8R、今日最後のレース。予想し直して勝負、がここで昼間にした予想がここで当たる。かなりのショックで立ち直れない。全レースが終わったのは23時過ぎ。いつの間にこんな時間になっていたのか。3Rの審議と最終Rの放馬があったのが原因か。
大きくは見えるが・・・ハッピーバレー競馬場
 レース後、人がはけるのを待ち、出口へ。トラムに乗って中環まで行くことにする。本線に入るとハイスピードで走る。中環へ到着。帰りはスターフェリーで、と思っていたのでフェリー乗り場へ行く。しかしシャッターが閉まっている。何だぁ?調べてみると中環に着いたのが23時50分、フェリーは23時30分で終わり。ここまでツイていないのか。まぁ今日は170M級の大ホームランのツキがあったからしょうがないのかも・・・。何があったかは秘密。しょうがなく地下鉄の駅まで戻り油麻地駅まで行く。
 男人街を横切ろうとしたら、今回の香港旅行の行く要因の一つであるあの目が笑っているこげぱん発見。値切り交渉をしようとするが、最初に25ドルでこれ以上まけないよ、と言われ退散。ホテルへ戻る。もう0時を回っていた。競馬番組を見る気分でなく、眠かったのでシャワーを浴びて荷物の整理をして寝る。

 

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