香港4日目

12月15日(月)晴れ

 8時起床。今回の旅、飲茶をしていない。という事で朝食は倫敦大酒楼にて映画「ポリスストーリー」を思い出してしまう飲茶。ワゴンが回る店。チャーシュ肉まん等6品注文、で食べ過ぎ。お腹一杯でデザートで寄ろうと思った牛乳プリンはパス。ホテルのベットで横になる。
 時計は10時を回る。お土産を買いに行かないと。地下鉄で尖沙咀へ行き、オクトパスカードをデポジット。お金を作りペニンシュラホテルへ。ハンコを引き取り、階段を下りペニンシュラブティックで実家と仕事場用にチョコレートを購入。ホテルへ戻り荷物整理。
 11時15分に空港へ行くバスが来るはずが、10分経っても来ない。電話をしても繋がらない。5分後、ようやくバスが来た。こんな所でハラハラさせられるとは。ホッとしたのかバスの味千拉麺空港支店中でうたた寝。気が付くとバスは空港建物前まで走っていた。
 飛行機の搭乗手続きをし、出国審査。時間はお昼。何を食べようか。以前工事中だったレストランスペースは全て完成している。どこで食べるか探る。あっ、味千拉麺がある。食べてみる。麺は少しノビ加減。スープはトンコツだが、多少マイルドかな。
 食べ終わった後、インターネットスペースで日本の情報を得る。広末涼子の結婚やヴィッセル神戸の会社更生法適用などわずか3日間で情報浦島太郎状態。ついでに川崎フロンターレも天皇杯でJ1大分相手に3−0と楽勝している。
 14時15分発CI・608便で台北へ。飛び立った機内から下を見ると、さっきまでいた香港の街並みが。寂しさが心の中で騒ぐ。機内食飛行機から見た台北国際空港は行きと同じ物。20分ほど遅れて出発した飛行機は定刻より20分遅く16時10分到着。乗り継ぎの飛行機CI・608便の搭乗時間は16時15分。狭い台北国際空港を急ぎ足で進む。こういう時に限って飛行機は定刻通りの16時45分に出発可能の状態に。行きの機内からは見えなかった台湾の風景を眺める。機内食はポークを選択。麺の上に豚肉が乗っていた。
 飛行機は千葉県上空に達していた。成田まであとわずか。20時40分に無事到着。関税カウンターで「香港からの1人旅行帰り」という事で大がかりな荷物検査。お金関係の持ち込みを防ぐためだとか。2日後に香港でヤミ金のマネーロンダリングをした人間が成田空港で捕まったニュースを見て驚く。
 海外用携帯電話を返却すると時間は21時20分。スカイライナーは21時25分の出発。急いで切符を買い、スカイライナーに乗り込む。缶コーヒーを飲みながらホッと一息。楽しい旅も終わりが近づいている事を実感する。
 次は夏に行ってみたい。春・秋・冬の香港の顔を見た。今度は夏しかない。3回とは違って、蒸し暑いのは簡単に想像される。また競馬もサッカーもない時期に行く事になるだろう。それもまた面白い。4つの季節を見て香港をもっと好きになりたい。そんな事を考えながら電車は走る。
 日暮里で下車し、京浜東北線に乗り換え。大井町駅へ。家に着いたら、23時を回っていた。 さて、明日は仕事。早く寝るとしないと。夢心地も今日まで。朝、目が覚めたら現実へ戻るぞ。

 

終わり

 

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