香港4日目

4月4日(月)晴れ

 お腹の具合が良くなく、あまり寝付けず朝を迎える。電車から見える街の風景早い時間帯の飛行機に乗るので6時半にはホテルを出る予定。荷物の最終整理をしてチェックアウトをする。地下鉄で香港駅へ向かい、駅で飛行機のチェックインを済ませる。エアポートエキスプレスで空港へ。途中の風景を見て、もう日本に帰らないといけないのかと悲しさを噛みしめながら。
 7時15分頃空港に到着。まだお腹が痛いので朝食を食べるのはつらいのでパス。お土産用のペニンシュラチョコレート、電化製品を売っているところで女子十二楽坊の日本では売られていないCD+DVDセットを購入。
 時間まで何もすることがないし、具合も良くないので搭乗口付近で落ち着いていようと歩を進める。8時40分頃に日本と香港の新聞をもらって機内へ。時間通り9時5分には飛行機は動き出す。機内に入ってから何故かお腹の具合は悪くない。そうなるとお腹が空いてくる。いつ機内食が来るのか、と信和中心で買ったモーニング娘。のDVDを見ながら待つ。11時20分頃、ようやく機内食の時間。ポークを注文。パスタとの組み合わせはなかなかいけるのだが、メニュー表が…。ありがちな日本語の間違いを見つけてヘコむ。デザートのアイスはハーゲンダッツ。豪勢。機内食−帰り
 14時20分飛行機は成田へ到着。ようやく着いたのともう帰ってきてしまったという気持ちが交差する。飛行機を降りシャトルに乗ってターミナルへ、入国手続きをしていよいよ最大の関門、税関へ。今回荷物はパンパン、これで開けろと言われた時には・・・。しかも今回はコピーDVDを持っている。まずいか。税関のテーブルに向かう際、麻薬犬がにおいを嗅いできた。麻薬なんて持っているわけがない。なので無反応で通り過ぎていった。で税関へ。
 税関の人「どこへ行ってらしたのですか?」
 私「香港です」
 税関の人「何をしに行かれたのですか、仕事ですか?」
 私「競馬です!」
 税関の人「そうですか、わかりました。お気をつけて」
あっさり終わった。こんなに簡単に終わって気が抜けた。
 日本に再上陸、とりあえずスカイライナーの時刻表を調べるとあと5分くらいで出発するのがある。急いで降りて指定券を購入。着いて2分後には電車が到着した。電車に揺られ、しばらく睡眠。起きてボケッとしていると日暮里駅へ。あわてて降りてJRに乗り継ぐ。日暮里駅から見た風景、日本にいるのだな、と現実に戻らされた気持ちになる。もう少し夢心地でいたかったのに。
 家に帰るとお腹の具合の悪さが思い出されたように襲ってきた。ここは日本、しかも家に戻った事もあってあっさりと解決。夕御飯を食べると疲れからかどっと眠気が。早く寝るとするか。

 自分自身の閉塞感とサイレントウィットネスのレースが見たくて行った今回の旅行。息抜きにもなったし、強さにも触れる事もできた。何よりまた新たな発見もあった。更なる探求心も芽生えた。今度は経験を基に違う場所で違う文化を目の当たりにしてみたい気分もある。ここでの経験を加えたら、香港について別角度から見る事もできるかもしれない。
 そして、それがまた香港へ向かわせる活力となるだろう。

終わり
 

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