10時に部屋を出てゲストハウスのフロントへ。すぐに次の部屋に通されると思っていたら、
12時まで待ってくれと言われる。２時間暇になってしまったのでお散歩へ。ゲストハウスから近い所にあるのになかなか行く事のなかったヴィクトリアパークへ足を運ぶ。フットサル場では毎年この時期恒例らしい工展会の準備をしていた。２年前ここに来たよなぁ、と思いながら横を歩く。ここは作られた感が強い公園である。ノンビリしている人が多い。散歩できるように道がしっかりしてあるのはいいかも。公園内にはフットサルコートのほかにもテニスコートやプールもある。それにしても結構広く、一周するだけでもいい運動になる。途中売店でジュースを買って一休みをしてからまたお散歩。特に見るべきところはないが、ゆっくり時間を潰すにはいいかも。その後近くにあるHMVへ。以前から気になっていたBEYONDと大極というバンドと林憶蓮（サンディ・ラム）のベストCDを購入。特にBEYONDのCDは買いたかった物。日本ではなかなか手に入らない物だけに嬉しさも倍増。続いてトイザラスの中を歩き回る。前回来た時に驚いたモノポリーの香港版を再び見る。でその横にはマカオ版が。まぁ需要があるのだろうだけど、買う人いるのかなぁ。それともこれらは香港へ観光に来た人たち用の物なのかな。今度ディスプレー用に買ってみようかな。話の種にもなるし。
13時前にフロントへ。今日の泊まる部屋へ連れていってもらう。昨日と同じ道を通って、同じビルへ。そして朝まで泊まっていた同じ部屋へ案内される。同じ部屋なら変える必要あったの？ と言いたかったが、その英語が出てこなかった。
買った物を部屋に置いて再び外へ。地下鉄に乗って尖沙咀へ。重慶大厦へ行き、タージマハルクラブで昼食。骨なしチキン焼きと普通のチキンカレーを注文。チキンカレーは辛さ満点。ココナツミルク入りではないので辛さが直接やってくる。辛いが旨い。
そして骨なしチキン焼きはスパイシー。これも美味しい。とにかく辛さが体の芯からやってくる。汗ダクダクになりながら完食。美味しくいただきました。香港に来てインド料理はどうかと思うが。15時半外へ。尖沙咀に来たのは他の理由もあっての事。その目的を果たすためにとある店へ。電話で場所を確認し、ビルの中へ。親からニ○モ○のル○ヴィ○ンの財布とポシェットを頼まれていたのでそれを探しだす。私の財布も痛んでいるのでル○ヴィ○ンの財布を買う。平日のまだツアー客が来ない時間だったのでゆっくりと品定めが出来た。購入後、ネットでも購入できるのを知る。今度はネットで買うかな、欲しい物があれば。
ビルを出て、スターフェリー乗り場へ。下段に乗って中環まで行く。話には聞いていたが、中環のスターフェリー乗り場が場所が変わり、綺麗になっていた。なかなかおしゃれな建物。でも昔ながらのフェリーターミナルの方が良かったなぁ、と思う。また新フェリーターミナルから地下鉄の中環駅までかなり歩く。ずいぶん面倒だ。
16時半過ぎに部屋へ戻る。一息付けて17時に競馬場へ向けて出発。歩いていこうと思っていたが、トラムに乗ってハッピーバレーへいく事に。がなかなかトラムが来ない。５分以上待ってようやく来るも混んでいる。この人たちも競馬場へ行くのだろうな、きっと。競馬場を右手に見ながらトラムは進み、ハッピーバレー到着。ここからは歩き。一般席の入り口の写真を撮ってから別の入り口へ歩く。
まずFの入り口に入る。ここはリーディングエッジという指定席のチケット販売所。この指定席も１回は
見ておかないといけない場所なので列に並ぶ。出遅れたせいで一番安いバルコニー席は埋まっていた。でもメディアホールは席があったので取る（130香港ドル）。そしてE入り口へ行きパスポートを見せてメンバーエリアのチケットも購入（100香港ドル）。F入り口へ戻ってエレベータで５階へ上がる。チケットを見せて中へ。リーディングエッジという指定席ルームは結構広い。がメディアホールというのは馬場に背を向けてビジョンで競馬を楽しむというもの。バルコニー席以外はテレビで競馬を見る形みたいだ。これでは競馬場に来ている意味がないのでは。でもここは食事付き。チケットに食事券が付いていて、メニューも何品から選べるのでいいかも。ただ私が選んだ食事は・・・。多分他もそうだと思う。そういうもんだよね。とりあえずこの場所について勉強できたので良しとする。１階へ降りて競馬場探索。ハッピーバレー競馬場自体３回目、まだまだわからない場所。なので調べる事ばかり。歩き回ってどこまで一般席なのかを探る。またATMコーナーや売店なども探す。競馬場内くまなく歩き回ってみた結果、一般席は３階までは行ける事が判明。また食べ物を売るところはあまりなく、一般客にとっては狭い競馬場だなというのを認識できた。競馬場自体の観察は終わり。これからはインターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ（INJC）を楽しまないと。
２レース終了後にオープニングセレモニー。各国代表に混じって日本からは武豊が参加。ほぼ毎年武豊が参戦していて、04年には同点優勝もしている。他にも O.ペリエやA.スボリッチやJ.カステラーノ、G.ボスといった先週のWSJSにも参戦していた騎手も顔を揃えている。とにかく12人の一流どころの騎手がが集まった（１人除く）。この戦いを見たかった私にとって、とても夢のようなオープニングセレモニーだった。
３レースがINJCの１stレグ。迷うが今日の運試しとR.ムーア騎乗のSilverMarkの複勝勝負。これが２着に入り的中。今日は運が良さそうだ。勝ったのは D.マクドノフのHarryHarry。武豊のAurelianは４着だった。ちなみにShinkoKing 産駒もいて１番人気になっていたが８着と敗れていた。パドックでは豊ギャルもいて、ここまで追っかけるのか、と驚きもした。
３レース後、香港の友人ロイ君とロイ君の友人と合流。彼らは食事に行くというのでまたあとで、と別れる。
４レースを見てから５レース。INJCの２ndレグ。１stレグもそうだけど、馬のクラスが３班と下級クラス。しかもハッピーバレーに出てくる馬だから能力的には厳しい馬ばかり。予想がしにくい。ましてや一流騎手が乗るのだから難しい。ペリエのClassaSupreme、J.スペンサーのAllOurWay、マクドノフのLollipopのQPL（ワイド）で勝負。これがほぼズバリ。ペリエが１着、スペンサーが２着で的中。馬連で良かったね。武豊はここでも４着だった。
この日はビールフェアも行われていて、
色んな国のビールが売られている。ドイツやイギリスなどのビールが売られていて、コスチュームを着た売り子さんがいっぱい。ハッピーバレー競馬場がビアガーデンになっている。見ていて驚いたのはカップだけでなくピッチャーでもビールを売っている。グループで来ている人たちが買っていくのだが、日本とは規模が違うな、と実感。こういうイベントがあってもカップのみだろう、日本なら。こういう所で海外に来ているなと感じられた。私もビールを１杯買って、ロイ君たちと再合流する。そして一緒にレースを見ながら話をしたりして盛り上がる。彼らは大学で日本語をして、日本の文化にも興味があるそうでその辺の話題に花が咲く。海外から日本を良い印象で見られていて嬉しかった。私もその手本になるような行動をしないと、と心から思った。７レースはINJCの３rdレグ。ペリエのNobelSilenceがスクラッチ。ポイントトップのペリエがいなくなったので他の騎手にも優勝のチャンスあり。武豊のも人気馬（Califomiamountain）に乗っているので勝てば優勝出来る。レースは１コーナーでゴチャゴチャし、香港代表のライが落馬、カラ馬が先頭を走る。２番手を走る武豊も乗りずらそうな感じ。直線に入ってカラ馬が下がる。武豊も足を伸ばすが、中段から伸びてきたスボリッチの馬が末脚を利かせて先頭に立ちゴール。武豊は２着。この結果このレースに乗れなかったペリエが今年のINJCのチャンピオンになった。武豊は12ポイントと３人並んだのだが、１着が取れなかったので結果４位に。しかも後日このレースの落馬の原因を作ったとの事で香港ジョッキークラブから騎乗停止の処分が下された。ちなみに私の馬券は外れた。
最終レース前にビールを追加し、気合を入れ直すが最終レースは当たらず。まったく見当違いの馬券になってしまった。やっぱりビールを飲みながらの予想はダメだったのかな。
今日の馬券の収支はマイナスだった。でも今日の最大の目的は INJCを見る事。それが出来ただけで大満足。今回の旅の１／３が楽しめた。なので馬券は二の次。ハッピーバレー競馬場の雰囲気にも触れられていい気分になった。
ロイ君たちと色んな話をしながら地下鉄の駅まで歩く。銅鑼湾駅でロイ君たちと別れた後、香港の日本人学校で教鞭を取っているFさんに電話。日本を経つ前にメールで連絡をしていたのだが、約３年振りの会話。去年から香港に滞在していたので何度も会えるチャンスはあったのだが、今月まで連絡をし忘れていたので本当に久々。話題に事欠かず電話が盛り上がる。そして土曜日に食事と泊まりに来ないかと、誘われる。二つ返事で了承する。
スーパーで朝食用のパンを購入してから24時に部屋へ戻る。シャワーを浴びてから競馬番組を見る。番組が終わり25時に電気を消して寝るがなかなか寝つけず。
