[PR] この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。
このところ香港ではない場所へ訪れたい気持ちでいた。そんな中今年もグローバルスプリントシリーズが開催されるというニュースが入る。日本以外でのシリーズのレースを見たいなぁ。
正月のHISの広告を見るとグローバルスプリントのオーストラリア開催場所であるメルボルンへの直行便の航空券がかなり安く売り出されていた。数量限定らしいが乗り継ぎ便のチケットより安い。これは買いである。よしメルボルンでグローバルスプリントの第2戦オーストラリアSを観戦するぞ。この旅はこうやって始まった。
航空券を買ってから1ヶ月、ようやく訪れた出発日。昼過ぎまで仕事をして、15時に仕事場を離れる。家に戻り、ネットチェックを済ませ、荷物の最終チェックをして16時に家を出る。御徒町駅の金券ショップでいつものように京成電鉄の株主券を2枚買って京成上野駅へ向かう。この時点で京成電鉄が大変な事になっているとはまだ知らなかった。
京成上野駅の駅舎に入るとスカイライナーが全便運転見合わせというアナウンスが流れていた。上野-日暮里間で信号機故障が昼頃にあって、その影響でスカイライナーがストップは運休、ダイヤも乱れているらしい。もともとスカイライナーには乗る予定ではなかったし、多少余裕をもって電車に乗り込める時間をチョイスしていたので、まぁ問題ないだろうと考えていた。実際17時発の特急電車は1分くらい遅れただけで出発したので、もうダイヤは直りかけているだろうと安心をして電車に乗っていた。
が乗り込んだ特急電車はなかなかスピードを上げない。所々で信号停止などもする。少しイライラする。京成津田沼駅に着いた後、なかなか出発をしない電車に怒りがこみ上げてくる。そしてこの一言でピークを迎えた。
「成田空港行きの特急電車は本日に限り普通電車に変更いたします」
もしかしたら出国できないかもしれない。時計を見ると航空券の引き換え開始時間に近づいていた。引き換え時間はいいとして、飛行機出発1時間前までに空港に着かなければ、飛行機に乗れない可能性が生まれる。やばいかも。怒りが焦りに変わった。
普通電車になった特急電車だが、普通になってからスピードは多少上がったような感じだった。ただまだ空港駅までは遠い。ハラハラしながら車内にある路線図を数分おきにチラチラと見ていた。電車はようやく成田駅へ。時計を見ると時間は19時近い。空港第2ビル駅に着いたら急いで行かないとマズイな。
結局電車は通常より1時間ほど遅れて空港第2ビル駅へ到着。早足で出発ロビーへ向かう。そしてHISのカウンターで航空券をもらう。ホッとしたいがまだチェックインが終わっていない。再び早足でカンタス航空のカウンターへ。がこの時間帯はカンタス航空の飛行ラッシュで、チェックインの列が長い。早く手続きをしろ、と心の中で叫びながら待つ。順番がきてチェックインを済ませる。これで間違いなく飛行機には乗れる。やっと気持ちが穏やかになった。
穏やかになったのはいいが、まだする事が残っている。まずは携帯電話のレンタル。予約番号と名前を告げ、海外用の携帯電話を借りる。到着ロビー階まで戻り、シティバンクのATMで日本円を入金。
日本でやるべき事を済ませた。さて出国手続きをしないと。手荷物検査は何事もなく通過。出国手続きも問題なし。カンタスQF180便はサテライトビルが出発ゲート。なのでシャトルに乗らないといけない。シャトルの乗り場にある世界時計で今の時間を見る。もう搭乗時間になっていた。でもここまで来たら慌てる事もない。ノンビリとシャトルに乗ってサテライトビルへ。トイレでコンタクトを外すして洗浄。メガネに切り替えて85ゲートへ。搭乗は始まっていて、ゲート前にはあまり人がいなかった。航空券を渡して機内へ入る。
20時20分頃動き出し、飛び立つ。時計をメルボルンの時間に合わせる。安定飛行を始めると機内食のメニューが配られた。立派なメニュー表だ。機内食は晩と朝、2回来るのか。そういえば今日は朝ご飯を食べただけ。当然お腹はすいている。早く来ないかな、機内食。
雑誌を見たりして待つ事メルボルン時間0時(日本時間22時)に機内食が。フィッシュとビーフの選択は迷う事なくビーフ。白身魚の旨煮よりはビーフソトロガノフとバターライスの方が無難に美味しいだろうとの判断。来た食事は機内食の中でも高いレベル。もしかすると魚も当たりだったかもしれない。他に出てきたお寿司もそれなりにいい味だった。
食べ終わり、マッタリとしていると1時ごろに機内消灯。明日に備えて寝るか。でもぐっすりと眠れるだろうか。