ツイッターを見たり、荷物整理をしてから9時40分にホテルを出る。台北駅へ行く途中で朝食を食べようと見て回る。その中でロースト肉が食べられるお店があったのでそこへ。麺も美味しいそうな感じだが、今日は鴨のロースト飯を注文。スープ付きのこの料理、美味しかった。ボリュームもあって値段も安い。今度は麺と一緒とガッツリ頼むのもいいかな。
台北駅から地下鉄で台電大樓駅へ。駅近くのセブンイレブンで飲み物を買ってから去年も歩いた道を進む。そして着いた、台湾大学体育館。着いてビックリ、すごい長い列。イベントの開門10分後に到着したのだが、入場するための列が長いのである。そして入場するためのカタログを買うにも列が。驚きを隠せない。
というわけで訪れたのはファンシーフロンティアという台湾で大きいレベルの同人イベント。去年コミックワールド台湾という同人イベントに行った際、こっちも凄いという話を聞いて、是非とも見てみたいと思っていたのだが・・・この熱は恐るべしである。
カタログを購入し、入場列の最後尾へと向かうのだが・・・早歩きで5分以上かかった。本当に恐るべし。列に加わってからカタログを歩きながら読む。お目当てのサークルの場所番号は覚えているので場所探し。そして他のサークルの情報を見る。へぇ結構日本からの参加サークルも多いのだね。あと艦これ（艦隊これくしょん）絡みが多いのが気になる。あのゲームをやっている台湾の人がいるということなのだね。勉強になります。あと初音ミクも目立つ。
10分近く列に並んでようやく会場である体育館の中へ。入ってまた驚く。人の山。考えてみれば長い列であったのだから当然のだが。とにかく人でいっぱいで歩けないくらい。まずは1階のお目当てのサークルでイラスト本を購入。これが欲しかったから大満足。嬉しさでいっぱい。
では、と会場内を歩いて面白そうなのを買おうかと歩こうとする。が人が山ほどいる。サークルの数も多くて通路も狭い。その結果通路の途中で止まってしまって身動きが取れず、前に行こうとしても進めなくて引き戻さなくてはいけない列もある。1階全部のサークルを見て回ってから3階へ行こうと思っていたが、無理。仕方ないので3階へ移動。3階はまだ大人しい方だったが、それでも混み合っている。
1階と3階を見て回って思ったのは18禁の物が多かったかな。コミックワールド台湾は女性向き、今回来たファンシーフロンティアは男性向きと聞いていたがその通りかも。またコミックワールド台湾は小物などを扱っているサークルが多かった。がファンシーフロンティアは同人誌がメインになっている。小物を扱うサークルは少ない。こういったところも違うのだね、と勉強になる。どっちも楽しい同人イベントである。
3階の会場部分には観客席があるのでそこで一息。人の流れを見ているだけでも驚く。こんなに多くの人がここ会場に来ているのだな。台湾の同人イベントや参加者の熱に圧倒される。再び3階に降りて歩く。
面白そうな同人誌を発見したので購入。まずは台湾の女性が日本の専門学校や語学学校へ留学したのを漫画にした同人誌、そして台湾の人が日本の古戦場を訪れたのを写真付きで紹介する同人誌。日本では見かけるタイプの同人誌なのだが、台湾ではかなり珍しいタイプ。中国語であり文章はわからないが、でも絵や写真を見ているだけでも十分面白い。翻訳して読んでみたいし、このタイプの同人誌が台湾でも根付いて欲しい気持ちがある。なので購入。後から考えるとサークルの人は日本に訪れている人たちなのだから日本語で話しかけても良かったのだよなと反省。こういったところがコミュ障だな、俺ってと思ってしまう。
1階へ降りたら先ほどまでの混み合いではなかったので歩く。一応全部を見渡してきたが、売り切れのところも目立つ。凄いな。
それでは、と今度は外へ。体育館の外ではコスプレが出来る場所があり、コスプレーヤーと撮影している人がいる。今日は土曜日だし曇っているのもあってコスプレーヤーが多くないが、それでも賑わっている。そこへ向かい、私も写真を撮る。コスプレーヤーさん、頑張っているなぁ。ありがとうございます。
本当ならもっと写真撮影に加わっていたいが、この後の予定も考慮して14時過ぎに体育館から離れる。また明日も時間があれば来ないと。
台湾大学の敷地内を歩いて外へ。去年牛肉麺を食べたお店に行って今年も牛肉麺をいただく。太めの麺に絡む辛めの汁、美味しい。今年もこうやって同人イベントに参加してから食べる牛肉麺は格別である
。食べ終わり地下鉄の公館駅から地下鉄を乗り換えって府中駅へ。なぜ府中駅か・・・特に意味はないのだが、台湾にもこの地名がどんな所かを知りたくて。普通の街だった。
府中を観察してから隣の駅の板橋駅へ。こっちがメイン。板橋駅にOPEN！STOREが新しく出来たというので訪れた。目的は昨日と同じくiPad2用のカバーケース探し。お店を見て驚いたのは、思ったより狭い。というかセブンイレブンの隣に小さく併設されている感じか。これだと台北のOPEN！PLAZAで売っていない物は・・・やっぱりなかった。仕方ない。でもいくつか欲しいと思える商品があったので購入。
本来の予定では板橋駅から台北駅まで台湾新幹線に乗ろうかと。たかだか5分程度の乗車なのだが。が早くホテルに戻り少し休みたい気持ちになっていたので断念。地下鉄で台北方面へ。
地下鉄で台北駅の1つ手前の西門駅で下車。ここからもホテルへ歩けるというので歩くことにするが、出口を間違えてしまう。その結果迷子になり、駅に戻ってもう一度やり直す羽目に。それでも何とかホテルに着けたので良かったが。
荷物を整理し、ベッドで一休み。ファンシーフロンティアの会場で疲れたかな。らしくないが。本来ならもっと早めの時間に出発したかったが、もう少し休憩したかったのでノンビリ。
17時半にホテルを出て台北駅へ。地下鉄に乗って終点になる象山駅へ。ここは最近営業開始した路線の駅。ここから散歩登山出来るコースがあり、山の上から見る台北101が綺麗だという話を見て訪れたかった。本来なら夕方前に来たかったのだが、駅に着いたら日が暮れていた。明るい時間に登山道を歩きたかったのだが。
登山道に到着して驚く。石段だというのは聞いていたが、角度のある階段。ここを登るのか。歩く。普段の不摂生が響くほどの運動量を求められて辛い。それでも上へ上へと歩く。そして一応の頂上っぽい所に到着。おぉこれは美しい夜景だ。台北101がしっかり見えて、しかも台北101付近のビル群も綺麗。写真を撮るいいスポットになっているという話だったが、その通りだ。実際にここで写真撮影をしている人がいるし。私もここで撮影をする。夜景だからブレを防ぐために一脚、リモートシャッターを使っての撮影。があまりうまく撮れない。一脚より三脚がいいな。ただ三脚にしちゃうとより荷物が重くなってしまうし・・・でも綺麗な夜景を撮るには機材は大事だと改めて感じる。それでもそこそこいい写真は撮れた。そして大きな岩の上で写真を撮っている人もいる。ここに登れるのか、と。上がってここでも撮影。ここだと座って撮れるので一脚よりカメラを安定させることができる。こっちで更に良い夜景が撮れた。都合1時間近くここにいた。 では帰りますかと山を降りる。行きは汗をかくくらいの運動になるが、帰りの道は角度のある石段に足を滑らせないかと肝を冷やしながら階段を降りる。山の角度がわかる段差である。
象山駅から地下鉄に乗ろうかと思ったが、台北101をもっと近くで見たかったので台北101駅までカメラを持ちながら歩くことに。進むに従って大きくなる台北101をしっかり眺める。
台北101駅から台北駅へ。向かうは昨日も行った「MaidenDiner」へ。明日は来られないから今回の旅行の最後の訪問に。この後の晩御飯もあるし、閉店時間も近いのでアイスカフェラテだけをいただく。飲みながらどこの夜市に行くかを検索。ここからだとさっき行った公館駅近くの師大夜市かここから近い雙連駅から少し歩く寧夏夜市か。寧夏夜市は場所がわかるしこっちにするか。そうこうしているうちに閉店時間が近づいたので「MaidenDiner」を出る。またここに帰るためにお金を貯めよう。可愛いメイドさんに会いたい。
地下鉄に乗って雙連駅へ。西方面に歩いて5分近く歩いて見つかった寧夏夜市。21時を回っているが、土曜日ということもあり多くの人で賑わっている。とりあえず一通り屋台を見てから蒸し餃子の屋台へ。ここで餃子を包んでいるのがいい。席に座って1人前を注文するとすぐに出てきた。セイロの中には10個ほどの餃子が。これは美味しすぎる。これを屋台で出すとは恐ろしいよ、台湾。もう1セイロ分食べられたが、他の料理も食べたかったので止める。次に汁麺類が食べたいなと思って歩くがいいと思えるのがない。ここでいいかな、と思った屋台でモツ入り麺を頼んだのだが、頼み方が悪かったからモツ入りスープに。麺が入っていない。まぁいいか、といただく。これはこれで美味しいが。炒め麺が多かったので今度は炒め麺食べようモードに頭を作っておこう。粥の屋台や果物を扱う屋台などがある中、焼き鳥の屋台で2串、今川焼きのようなお菓子を購入。焼き鳥はスパイスを加えるのでちょっと辛かったが、いい。ここの夜市の屋台もいい店ばかり。また来ないと。
食べ終わったので帰ろう。雙連駅から地下鉄で台北駅へ。セブンイレブンでコーラを買ってから23時前にホテルに戻る。シャワーを浴びてから今川焼きとコーラをいただきながらテレビを見る。現地のテレビより気になって見てしまう日本の番組。過去に日本で放映されたのだが、見ていないものだったりするので見入ってしまう。
明日も朝早い。1時前に寝ることにする。
