MTR地鉄に乗って九龍塘駅で東鉄に乗り換え大学駅へ。シャトルバスが待っているので乗り沙田競馬場に到着。
馬場では香港馬の調教が終わっていて、外国馬のトレーニングが始まろうとしていた。馬場内の受付でチケットを渡すと昨シーズン最後に配られた香港年度代表馬のミニフィギュアが景品として渡された。これは欲しくてたまらない一品だったので嬉しく、思わず抱きしめてしまった。本当にありがとう、香港ジョッキークラブ様。朝食を食べながら外国馬の調教を眺める。昨日食べ過ぎていたのでお粥を中心におなかに優しい食事を取る。味は・・・まぁそんな感じ。この場での料理はそういうものだから。
公開調教の後はパドックでセリ市。香港ジョッキークラブが海外で購入してきた馬を香港の馬主に提供するというもの。今回はインフルエンザの影響でオーストラリア馬は後日になったが、その他の北半球で購入された馬たちが揃った。セリは相変わらず熱を帯びていて、値段が上がるたびに興奮度も上がっていく。７２０万香港ドル（約１億８百万円）の値段が出るなど今の中国の経済状態がそのまま出ているようだった。
ギフトショップが開いており、VengeanceOfRainのグッズなどを購入。おまけに香港ジョッキークラブのトートバックをくれた。ありがとうございます。
セリが終わって競馬場を後にしようとするが、F氏が内馬場にある彰福公園に興味を持たれたので中へ。公園内は翌年行われる北京五輪の馬術の馬用の運動用のコースがあって、下はおからのようなクッションの良い物を使用していた。公園内は静かなので馬も落ち着くだろう。以前来たときはこのコースはなかったが、それ以外はほとんど同じだった。ここでノンビリもいいものだ。
１３時に火炭駅へ
向かい、東鉄に乗って尖東駅。地下道を通ってMTR地鉄で海をくぐり香港島、湾仔のいつもの店でで飲茶。実は１４時から店内に入ると割安で飲茶を楽しめるそうなのだが、それを知らなかったし、F氏共々おなかが空いていたので時間など気にせず入り込んでしまっていた。が多少の値の高さは気にしない。味が良いのだから。お互いメニューを見ながら色々選んで飲茶を楽しむ。その後競馬博物館に向かうが、博物館内は工事中。しかも競馬関係外の物を展示するらしい。せめて香港国際レースウィークには競馬物を展示していて欲しい物だ。すぐに外へ。すると○○と行く香港競馬ツアーのバスが。この人たちもこの後残念な思いで外に出るのだろうな、と思うと同情。
トラムに乗って中環へ、ヒルサイドエスカレータを乗ってハリウッドロード付近で降りる。途中泰昌餅店で有名なエッグタルトを購入し、F氏が行きたいと強く希望していた文武廟へ。ここには武将の神として奉られている関羽がおり、F氏が明日の競馬に対する祈りをしたいというので訪れた。ここは相変わらず渦巻き線香が凄い。私も一緒に明日の勝利を祈願。
その後上環へ降りMTR地鉄で太子へ、ホテルに戻ったのは１７時４０分。ようやく一息つけられた。ただ時間が夕ご飯になりつつあったので外へまた出る。
食事の前に旺角の信和中心へ。漫画やゲームを見ながら今の香港でのサブカルチャーを研究。最近はゲーム関係が多くなった。こういうところにも時代の流れを感じる。以前は深水歩の黄金電脳中心と値段に格差
があったのだが、今は同じような値段に落ち着いている。ニンテンドーDSの限定版があったのだが、昨日と同じように理性が働いて買うのをやめる。で結局今回購入したのは海賊版の
DVD数枚と香港のライセンスを持った会社が正規の商品として販売したケロロ軍曹のタッチペン（香港限定品）。ちなみにF氏は日本で買い損ねた日本のカレンダーを購入していた。F氏いわく、もしかしたらあるかもとと思っていたらあったのでびっくりした、とのこと。それにしても何故に香港に流れ込んでいたのかは本当に謎だ。ようわからん。私的にはケロロ物が少なくてガッカリだった。１時間ほどパトロールを済ませて、プライスリートという日用雑貨屋を経由した後、夕食を食べにランガムプレイスへ。F氏から食べたい物のリクエストが出てこなかったので、とりあえず何でもあるランガムプレイスのフードコーナーなら、という判断から。が食べたい物の前に座れる席が見つからない。全席満員で誰も席から離れようとしない。おまけにF氏的に食べたいものがないというのでフードコーナーを離れて、同じフロア内の池記でワンタンメンと野菜のセットを食べる。
地下鉄で太子駅に戻り、構内でPCを見てからホテルへ戻る。するとグッドタイミングでS氏から電話が。明日の馬券の話などをする。シャワーを浴びてベッドに戻るとATV WORLDで競馬番組が始まった。それを眺めつつ、ATV HOMEで広東語の放送の時間になったらチャンネルを移し、馬券検討。
そんなこんなをしていたらもう良い時間。２時半に部屋の電気を消して寝る。
