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8時半に起床する。シャワーを浴びてから今日の予定を確認する。
9時過ぎに地下鉄に乗って上環へ。どこかで朝食を、と店を探し、粥と焼きそばのセットを注文。粥は美味しかった。
今回上環に訪れたのは訳がある。この辺にはハンコ屋街というハンコを作る店が多いそうである。私もハンコが作りたくてここに向かった。小屋のようなお店が並んでいる。どこで作っても多分同じような値段だろうと思い、気に入った石があった店で苗字バージョンとフルネームバージョンのハンコを注文。石はメノウとヒスイ。どちらも縁起の良い石である。出来上がりは明日の午後と言われる。明日の午後は競馬場だし、明後日の朝はもう香港を経つ。そう告げると泊まっているホテルに運んでくれるという。だが重慶マンションのドラゴンインはわからないという。困った、と思っていたがちょうどドラゴンインの名刺が財布の中に。これはラッキー。名刺を手渡し、ここに泊まっていると告げると、明日の10時半に訪れてくれるという。親切なお店に感謝。
ハンコの出来上がりに思いを馳せて、ハッピーバレー方面に向かうトラムに乗る。11時に競馬博物館に到着。前回は内装工事中で楽しめなかったのでどう変わっているかと期待する。が館内は競馬関係は縮小していて、香港警察の歩みと今後の開発についての催し物が行われていた。残念。一応中を見るが特に楽しいものは無かった。入り口のショップでVengeanceOfRainのキーホルダーが売られていたので購入し外へ出る。もっとここで楽しみたかったのに、無念でならない。
再びトラムに乗って中環へ。ここからは歩いてピークトラムの駅へ向かう。列があるのだが、これは切符を買う人の列のようだ。ひどく並んでいる。でも私はオクトパスカードで乗るので問題ないはず、とこの列を差し置いて改札内に入ってしまう。多分間違った行動ではなかったはず。多分。
ピークトラムは相変わらず多くの人が乗る中、ありえない角度のある所を走っていく。
12時にピーク頂上駅へ。新しくなったピークタワーは初めてなので色々と見入ってしまう。そんな中私がまず行きたかったのはマダムタッソー蝋人形館。こちらもリニューアルされているそうなので楽しみだった。ヨン様がいたり、浜崎あゆみもいる(あゆはあまり似ていなかったが)。他にも香港のスターも並んでいて楽しい。がここは1人で来る場所ではない。何故なら写真はある程度取り放題なので、ツーショットを撮りたいのだが、人に声を掛けられない。やはり何人かでワイワイ言いながら写真を撮るのがいいな。40分ほどではあったが楽しい時間を過ごす。
エスカレータを上って20香港ドルを支払いピークタワーの頂上の展望台へ。ここから見る香港は素晴らしい。ただお金を払わないといけないのが。それと晴れてはいるのだが、今日はモヤっているので遠くまで見通せない。残念だ。でも今ここから見られる風景を写真に収める。今度は夜に来ようかな。
ピークタワーには海外のゲーム会社のエレクトロニック・アーツ(EA)が出展しているブースがある。無料でゲームが遊べるだけでなく、EAオリジナルグッズも販売している。キーホルダーと水筒が気に入り購入。キーホルダーは早速家の鍵と一緒に取り付ける。
そして香港市内ではピークタワー内にしかないというバーガーキングで昼食。チキンサンドは美味しかった。
食べ終わった後はピークタワーを撮りに外へ。半円が大きいのでなかなかカメラに収まらない。でも一応希望したショットは撮れたと思い込む。その後ピークタワーの下にある展望台からピークトラムの写真を撮ったり、タワー内のパシフィックコーヒーでマッタリとした時間を過ごす。ここには新聞やPCが置かれているので、新聞を読んだり、ネットチェックをしたりしてくつろぐ。
時計は14時半くらい。そろそろ下界に戻りますかとピークトラムの駅へ行くがまたも長い列。目の前のピークギャレリアで時間を潰してから再び駅に行くがやっぱり長い列が。もう諦めて列に加わる。
中環に到着し、バスでスターフェリー乗り場まで。そしてスターフェリーに乗って尖沙咀へ。HMV内でCDを見てから16時前に部屋に到着。買ってきた物を部屋に置いて一息。
そして30分後に再び外へ出る。地下鉄に乗り深水歩へ。行くのはお馴染黄金電脳中心。ここでゲームやPC関連の物を物色。去年12月にあった限定版のニンテンドーDSはもう無くなっていた。やっぱりあの時に買っておけばよかったな、と反省。海外では次が無いので欲しいと思った物はすぐ買わないといけない。でも買いすぎには注意しないと。ここで4GBのUSBメモリが安く売られていた。確か90香港ドルか(約1500円くらい)。これはお買い得と購入。これはいい買い物である。色々と店を見て回って外へ。
地下鉄に乗り次に向かったのは、ここもまたお馴染の旺角の信和中心。今日はお買い物ではなくどんな物が売っているかをチェックのみ。さすがに買いすぎはまずいから。今どんな物が香港では流行っているのかをパトロールする。
1時間ほどで外へ。このビルの隣には香港ジョッキークラブの場外馬券売り場がある。明日のレースの現時点のオッズが見たい。日本馬はどんな感じで売られているのかをチェック。オッズビジョンを見ているとどこかから聴きなれたリズムと声が聞こえる。これは川崎フロンターレの応援歌だよな。でどこから聞こえるのかとその先に向かうと、大きなビジョンで川崎フロンターレ対柏レイソルの試合が放映されていた。香港ではJリーグのサッカーくじを売っているのは知っているが、こうやって放映までされているとは。しかも試合は川崎戦とは。見ないと。が試合画面を見ると川崎は0-2で負けている。しかも後半も半分くらい進んでいる。あぁ今日も負けか、と思っていた。が私が見始めてから川崎の猛反撃がスタート。1点差に詰め寄ると同点に。点が入るたびに一緒に見ている見知らぬ香港人も興奮している。もちろん私も大興奮。こうなったら逆転してくれ、と祈っていると、川崎の谷口が大逆転ゴールを決める。気が付いたらウォーと両手を挙げて叫んでいた。多分変な日本人が雄たけびを上げているな、と不審な目で見ていただろう、多分。試合はそのまま3-2で川崎の勝利。思わず涙が。この時川崎は関塚監督が病気のため監督を辞任していてチーム状態も良くなかった。だからこそこの勝利は嬉しい気分にさせてくれた。いい気持ちで場外馬券売り場を後にする。
地下鉄で尖沙咀に戻り、ミラマーショッピングセンターの4階にある雲陽閣川菜館というガイドブックにも載っているレストランで夕食。エビチリにタンタンメン、デザートにミルクプリンを注文。エビチリは甘辛く、タンタンメンはミントの香りがする辛さも程よい味。どちらも美味しい。料理を待っている間に日本からの電話。電話の主から明日の馬券の注文を受ける。その対応が終わったら料理が。本当にいいタイミングだった。
食べ終わってからショッピングセンターを見て回る。このビルの中には無印良品やユニクロがある。どちらも日本語のタグが付いていた。ここは本当に香港なのか、少し悩んでしまう。どちらも日本と同じような店内であった。
ゲストハウスに戻りシャワーを浴びてコーラを飲みながらマッタリとする。そして競馬番組を見る。QE2Cに出走する日本馬のMatsuridaGoghはともかく、チャンピオンズマイルに出走するMeinerSeaglにも人気が集まっている。MeinerSeaglにこんな人気を背負わすのか、と驚く。
テレビを見ながら明日の予想を悩む。そして1時半に寝る。