ターでツーリストオクトパスカード（地下鉄など香港中の交通網だけでなく、セブンイレブンなど店でも使えるICチップ搭載のカード）を買ってから、海皇粥店で海皇一品粥を注文。帰りに競馬雑誌を購入し、戻る。出掛ける準備を整え、出発。向かう先は沙田競馬場。調査のために来たのである。
火炭駅から川沿いを歩くと、左手に賽馬会が母体の学校の香港賽馬中学を発見。更に歩いていくと、大きな川にぶつかり道路は左へ曲がる。道なりに進むと、左側に突如芝コースが。ここは調教コース。ここを使っての追い切りはテレビでも見る事が出来る。
今日沙田競馬場を
訪れた最大の目的のため、競馬場入り口方向へ戻る。競馬場馬場内にあり、競馬非開催時にしか開いていない公園、福彰公園へ行くのだ。馬場の下を通る道を抜けると自然があふれる公園が待ちかまえていた。滑り台もブランコも何もない、単なる公園。だが、ここは香港なのかと思ってしまうくらい、街中とは違う、のんびりとした時間が流れている。太陽の光と香港の別の顔に一時身を任せた。火炭駅へ戻り、広九鉄道で香港側終着駅紅磡駅へ。紅磡からフェリーに乗って香港島へ向かう予定。だがその前に昼御飯を。迷いながら食べてみたい坦々麺を求め蔡瀾美食坊へ。食のテーマパーク的な建物の中にある詠藜園の四川坦々麺は旨いとの話があったので、食べてみたかった。注文後出てきた坦々麺、細く平らな麺で汁は少な目、そして量
も半人前くらいか。他の店も回れる配慮のためだろう。味は美味しいかな程度。諸手を上げて旨い！ とは言えない。一緒に頼んだ水餃子の方は、辛酸っぱいツケダレが絶妙な味を引き出し、美味しかった。お腹が一杯になったところで退散。本来の予定では、湾仔で飲茶だったが、中止。フェリーで海を渡り中環、地下鉄で尖沙咀まで行き、ペニンシュラホテル内のハンコ屋でハンコをオーダー。１４時頃ホテルへ戻り、軽く昼寝。
１５時頃に起き、前回買った漫画版少林足球の５巻以降を探すために信和中心へ行く。が見つからない、残念。ビル内の店をくま
なく見回る。相変わらず、日本の物が多く売られている。見ているだけで、笑える。ちなみに個人的にモーニング娘。のビデオＣＤ等購入。荷物を置いてから、再び旺角方面へ。女人街をウインドーショッピングしながら旺角駅から地下鉄で中環駅に行き、坂を上りピークトラム駅へ。以前失敗したビクトリアピークで夜景撮影にリベンジ。が、まずトラムに乗るのに長い列。嫌気がさすも、並び続ける。ようやく乗るも立ち席。急角度で駆け上がるトラムの中で体を踏ん張りながら２０時に頂上駅へ。展望台に行く前に、まずマダムタッソー蝋人形館を見学。
いきなりジャッキー・チェンがお出迎え。一緒に写真を撮りたかったが、別料金を払わないとダメらしい（もしかすると私の訳違いかもし
れないが）。エレベーターを降りると、目の前には００７のジェームス・ポンドやマリリン・モンローのスカートめくりの場面がある映画の部屋。次はスポーツ界の英雄の部屋。おなじみデビット・ベッカム等に混じって千代の富士の姿も。その後は映画出演者・政治家・ミュージシャンの部屋に。ミュージシャン欄にはマイケル・ジャクソンも。無くなる前にパシャッ。色んな蝋人形を楽しませてもらう。蝋人形館を出て、展望台へ。山の上に吹く風は冷たく、１２月の風だ。いよいよ撮影だ。気合いを入れて、何枚も写真を撮る。上手く撮れているようで、満足したらお腹が空いてきた。そそる物を探しにピークギャレリア内へ。特にこれっ！ と思
えるものがないので、何も食べずに外へ出る。そろそろ２２時近く。ピークトラムに乗って下界へ戻る。乗るまでまたも大行列だったが、今度はイスに座って降りれる。地下鉄で帰る予定だったが、尖沙咀側から見る香港島の夜景も見たかったのでスターフェリーに変更。フェリー乗り場へ行く途中の地下道でイベントをやっている。なになに、「クリスマスツリーに願いをかけましょう」・・・七夕と間違っていませんか？
フェリーから見る香港島も綺麗だ。九龍の方に目を向けると、ペニンシュラホテルにも電飾が。「ＷＥ ＬＯＶＥ HG 」シンプルの中に自己主張をしている姿に伝統を見た。
ホテルに戻る前に、行きつけの油麻地の料理屋へ。酸辣麺だけを注文。旨い、マジで旨い。食が進み、あっという間に平らげる。
帰りにセブンイレブンでビールとつまみを買って、ホテルへ戻ったのは、時間は０時近く。競馬番組の始まる時間。ビールを飲みながら、明日の予想をする。
