11時、今日のやるべき事をするために出発。まず地下鉄で湾仔駅へ。日本の情報を知るためにインターネットスポットでネットチェック。駅を出てからは記憶をたどりながら歩道橋を歩き、ビルの中を通ってフェリーターミナルへ。ここから海の向こうのホンハムへ行く予定。がインターネットで時間を潰したせいで１分前にフェリーが出発していた。次のは20分後なので外で時間潰し。フェリー乗り場横の香港コンベンションセンターの側にある金色の紫荊花の像を見て、フェリー乗り場へ戻ると出発時間まで５分程度になっていた。待合所のいすに座っているとフェリーが到着。乗り込む。この時間のホンハム行きは乗る人も少ない。のんびりと揺られながらホンハムへ。
ホンハムは２年振り。また記憶を振り返りながら歩くとその場所は現れた。蔡瀾美食坊、食のテーマパークである。美食家の蔡瀾氏おすすめの店ばかりがビル内に入っている。前回ここの担々麺の店で坦々麺を食べたが、今回も同じ店で改良担々麺を注文。ゴマの風味やジンワリ来る辛さなどを感じる。前回も感じたが諸手をあげて旨いとは言えないが、しっかりと作られているなと改めて実感。これ１杯でおなかが一杯になるがせめてもう１店くらい行きたい。次いつ来られるかわからないし。と中を歩き回り選んだのは正斗麺粥専家。ここはハッピーバレーに本店を持つ、ワンタン麺が美味しい店。もちろんワンタン麺を注文。香港麺特有の縮れた細い麺と中身がぎっしりのワンタンをいただく。今度は本店の方で食べてみたいな。13時にテーマパークに別れを告げ、バスターミナルへ。バスの通る道を確認してバスに乗る。向かう先は太子。２階から九龍の街並みを見ながらネイザンロードを走り地下鉄太子駅側のバス停着。ここで降りて歩いて次の目的地へ。界限街という道路。何の変哲もなり道であるが、1860年に北京条約によって九龍南部を英国の植民地にさせられたのだが、その九龍南部と清国との境の場所が界限街なのである。だからといって何かモニュメントがあるわけではない。道の名前だけが歴史を物語っているのだが、とりあえず見てみたかったので行った。
道を少し歩いた後、太子駅へ。インターネットスポットで日本代表に川崎フロンターレの箕輪選手が初選出されたの知り、喜ぶ。
地下鉄で１つ先の深水歩駅へ。ここには電脳街（コンピュータ街）があって、 PCパーツやサプライ商品があるらしいのでそれを見てみたい。でもその前に西九龍中心へ。なんでもビルの中をジェットコースターが走るとか。見てみたい。どんなものなのだろうか、と期待して行ってみるが・・・１階から９階の吹き抜けがあるのだが、８階９階部分だけを走るものだった。ある意味浅草の花屋敷のジェットコースターより怖いかもしれないが・・・ちょっと規模が小さく期待とは少し外れていた。乗る人がいなかったので動いてはいなかった。ゲームコーナーやフードコーナーを眺めて一服してビルの外へ出る。
そして電脳街へ。ただ残念な事に私はあまりPCパーツなどに興味がない。なのでこれが日本だといくらかなど値段の判別はわからず。でも見ているだけで面白いので店の中を歩き回る。
１時間ほど滞在後、地下鉄で旺角駅へ行き女人街へ。ここは相変わらず混み合っている。
女人街経由で信和中心へ。ここのパトロールは忘れてはいけない。中に入り１階へ。広東語になっている日本の漫画から今の人気を検索。映画の電車男が香港でも上映されるせいか電車男の漫画がどっさりあった。で次は２階。いつも行く日本の芸能物が売られている店に行こう、と思っていたら２階は壊滅、店はすべてシャッターが閉まっていた。３階４階も同じ光景。３階の一部と４階は裏系アダルト物が売られていたから摘発はされても、と思っていたが２階から上の店が全部閉まっているとは。ショックであった。ここでモー娘。ものをいっぱい買い物をしようと思っていたのに・・・。ショックだ。半年前は繁栄していたのに、今はゴーストタウン。変わりようにうなだれてしまった。しかし地下にある芸能ショップは健在だった。ここでモー娘。のDVDを買えて一応満足。でもこの壊滅状態は悲しかった。ちなみに地下の店でケロロ軍曹のビデオが流れていた。ケロロ軍曹グッズも結構売られていて人気があるようだ。その後男人街方面へ歩く。時間が17時近かったのだがまだ開いている店が多くなかった。女人街は早くから開いているが、男人街はどうやら夜にならないと活気が出ないらしい。何もせず地下鉄に乗って部屋へ戻る。
手荷物を競馬モードにして準備完了。いざ競馬場へ。18時過ぎに出発。ゲストハウスがある銅鑼湾からなら歩いて行けるのだが、あえてトラムに乗って競馬場へ行ってみたいと思いトラムストップへ。がトラムを待つ人の数が多く、タクシーなどで道は交通渋滞、なかなかトラムは来ないし前へ進まない。トラムが来るも中は混雑、ハッピーバレーの開催はトラムで競馬場まで行くもんじゃないな、と思いながら乗る。
19時前にハッピーバレー到着。建物沿いの道を歩いてメンバー席入り口到着。パスポートを見せて100香港ドルを支払い中へ入る。
まず最初に向かうのはギフトショップ。サイレントウィットネスぬいぐるみがある。買わないと。がサイレントウィットネスのぬいぐるみが欲しいという英語が浮かばず、身振り手振りで何とか伝えようとするがダメ。でもしばらくするとギフトショップの店員がぬいぐるみを片手に、これの事？ と聞いてくる。そうです、私が欲しいのはこれです！ ようやくぬいぐるみを手にする事に成功。これで今回の旅行の目的の一つを達成できた。もう満足。
でも競馬場に来たら馬券でしょ、と一応馬券モードに入る。１番人気を買わないをモットーに、３年前ハッピーバレーでは全敗だったので１つくらいは当てたいと思いながら。ハッピーバレーは低いクラスの馬ばかりで強い馬はいないから、よほどの香港での馬券上手じゃないと当てるのは難しいと考えているので、強気なんかにはなれない。
まず１Ｒ。香港のリーディングジョッキーのホワイト鞍上WinningAttomeyの複勝で今日の運試し。実は今日の予想の中で一番期待をしていた。がどこにいたのか・・・。スコフィールド鞍上のFlashMacの勝利。
２Ｒはお休み。というかどれを買って良いのかわからず迷ってしまったので止めた。勝ったのはモッセ鞍上Everest。ちなみにこのレースのみ１番人気が連に絡んだ。
気になった物があったのでレースが終わった後、一般スタンドあるその場所へ向かう。ギフトショップの近くにあった物、それはどうやらバースディケーキをモチーフにした物らしい。よく見てみるとサイレントウィットネスの誕生日を祝う置物（実際誕生日が３日後の10月１日）。色んな人がバースデーカードを置物上に置いていく。でもこうやって祝うのってどうなのだろうか。悩むが、それだけ香港においてサイレントウィットネスの存在が凄いという事なのだろう。英雄だとこういう所からも伺える。
３ＲはFreebird-TreasureRaidersのワイドで勝負。Freebirdは３着まで持ってきたが相手が来ない。１着はデルペチのJoyfulUnion。
４Ｒ、ワイドだとダメそうなのでHappyKidとMillionSuccesの複勝２頭で勝負。結果HappyKidが１着に入る。プレブルありがとう。生まれて初めてハッピーバレーで馬券が当たる。ちなみに配当は23.5香港ドル。2.3倍の倍率であった。
５Ｒ、これをステップに一気に攻略をしたいとワイドでDanemanHill-SuperFighter。DanemanHillは１番人気だけど倍率は今日一番低い2.6倍。期待してもいいかな。がこの１番人気４着に負けた。SuperFighterは２着に着たのに。ショック。勝ったのはEuphoricKid。鞍上のプレブルは連勝。
ショックの中、再び一般スタンドへ。おなかが空いているわけではないが、何か美味しいそうなものはないか探す。するとホットドックが美味しそう。食べてみたら本当に美味しかった。店でソーセージを焼いていて、具材も野菜が一杯だしケチャップも選択できる。たかがホットドックだが侮れない味だった。
６Ｒ。絞りきれず１番人気だったCosmoSuccess-DashingChampion-CzarOfPrussiaの３点ワイド。が複勝で行けば良かった。CosmoSuccessが３着に来るも、他の馬は掲示板にも来ない。勝ったのはGreatAchievement（ドレイズ鞍上）。勝ち馬がCzarOfPrussiaの隣の枠だったので塗り間違いをしていないか何度も繰り返し見直すが、やっぱり間違っていない。
７Ｒ、もうわからなくなった。前のレース勝ったドレイズのAddTheFunの複勝で勝負。これがズバリ的中（といっても３着）。でも勝ったモッセ鞍上FortuneSmileには印もつけていなかったからいいか。
８Ｒは最終レース。勝負したかった馬が１番人気。１番人気は買ってはいけないが、この馬は来そうな気がするので複勝でこの馬Cannoniseを買う。それとは他に今日はまだホワイトが来ていないので、ホワイト鞍上のEngineeringWonderとWinAgain、HappyMasterの３点ワイドも別口で購入。その予想通りホワイトは１着に来たが相手が来ない。しかも１番人気のCannoniseは４着。あと一歩なのに。ガックリと肩を落とした。
全てのレースを通じて、やっぱり１番人気を勝ってはいけないのを改めて実感する。
競馬が終わったのは23時。人の流れに身を任せ銅鑼湾方面へ進む。道路も交通整理が行われており、道路に人があふれる事がない。さすがである。でも車の渋滞は・・・。セブンイレブンに寄って烏龍茶を買って、23時半過ぎ部屋へ戻る。
部屋でテレビをつけながら明日の準備をしていると急に停電。これはブレーカーが落ちたようだ。同じ階の全ゲストハウス部屋の電気が消えたらしい。でも誰も復旧しないので携帯電話の明かりでブレーカーのあると思われる所へ行き、ブレーカーを上げる。
荷物整理や準備も終わり、０時30分頃寝る。
