パンケーキも美味しく、今度来る時は持ちかえりでパンを買っていくのもいいかな、と思いながら朝食を取る。食べ終わってバス停へ。10分近く待ってようやく来たバスに乗る。向かう先は媽閣廟。ここはマカオで最古の中国寺院。海の神を祭る寺院である。マカオとはこの媽閣廟（マッコウミウ）から取ったらしい。あまり大きくない廟だが人がひっきりなしに訪れる。そのせいなのか線香を立てても他の人のが置けなくなるのを配慮してか、線香が消える前に係りの人が刈り取ってしまう。何ともバチ当たりな。なので線香を立てず、手だけを合わせる。阿媽という海の神を乗せたといわれるジャンク船の模型を見たり、海の向こうに見える中国本土を眺める。本当に中国がほんの先にあるのを感じる事さえ喜びだったりした。この近くに海事博物館もあって行きたかったが、時間がなかったので止めてバスに乗ってホテルに戻る。
部屋に着いて荷物の最終整理をして12時前にホテルのチェックアウト。再びバス停へ。マカオタワーへ行くバスに乗ってタワーへ向かう。歩いていくと時間がかかるが、バスなら５分で着く。でもマカオのバスはどこ走るかわからないので不安にもなる。 マカオタワー前に到着。さてタワーの展望台に昇ろう。でもどこから入るのだろうか。悩みながら歩き続ける。実は目の前にある建物の地下から入るのだが、それがわからず困る。
ようやく見つけて地下へ。が地下に降りてビックリ。土俵があったり、歌舞伎町の看板があったり一体ここは何なんだ？ 調べてみると、マカオタワーのコンベンションセンター地下は日本アミューズメントエキスポというのが行われていて、日本の物がいっぱい。こんな事をやっているのか、と驚きながら歩いていると出前一丁のミュージアムを発見。スゲー！ マカオタワーに昇る前にビックリ物を見てしまった。近くには出前一丁のグッズ屋もあり、出前一丁ファンにはたまらないスポットになっている。出前一丁ミュージアム前のエスカレータを降りていよいよマカオタワーの展望台だ。エレベータ前で昨日買ったチケットを渡しエレベータに乗る。１人きりで貸し切り状態。ガラス張りのエレベータから外を眺めながら58階の展望台に到着。思ったより展望台は広くない。３分もあれば１周出来てしまうくらい。展望台の一部に床がガラス張りになっている場所がある。そこから下を眺めると足がすくむ。怖い。ここから競馬場が見えるはずなのだが発見できず。残念。マカオ島の方を眺めてみる。中心街は高いビルのホテルが立っているが、海沿いは昔ながらのヨーロッパ形式の家々が並ぶ。香港は過去を捨てながら生きているが、マカオは昔を残しながら成長をしているのだなと感じた。61階の室外展望台に
行ってみたかったが怖くて止める。59階のカフェでランチ。クラブハウスサンドウィッチとオレンジジュース。この上の階にもレストランがあるのだが、少しお値段が張るし、一人で行くところでもないので断念。一人なら59階のカフェで十分ですよ。食べ終わってからエレベータで降りて地下へ。出前一丁グッズショップで大きめのトートバック購入する。ここでバックを買ったのがこの後幸運をもたらすとは思わなかった。マカオタワー全体が撮れそうな場所からマカオタワーを撮影。そしてバスに乗ってリスボアホテル付近まで行く。各ホテルからフェリーターミナルへ行くシャトルバスがある。それに乗ろうと思う、がどうもそのシャトルバスはチケットがないと乗れないらしい。なので諦めて歩いてセナド広場へ。バスに乗る小銭作りに義順の牛乳プリンを食べる。そしてフェリーターミナルへ行くバスを探すが見つからず、結局リスボアホテル前のバス停まで歩く事に。ようやく来たフェリーターミナル行きのバスに乗りこむ。が途中あちこち寄り道をしながら進むので本当にフェリーターミナルへ行くのか心配になる。ニューヤオハンデパート前で降りる。香港に戻る前にもう１箇所行きたい場所があったのだ。そこはマカオフィッシャーマンズワーフ。巨大エンターテイメントスポットらしい。見ておかないと。目の前に火山をモチーフにしたアトラクションがあり、右側へと進む。子供向けのアトラクションコーナーが
あったり、ヨーロッパの街並みを再現したような場所もあり、コロッセオをモチーフにした劇場があったりと色々とあった。でも何か面白みがないな。こういった物なら日本でも見られるし。特に見る必要性無し、と１時間近く見て回って思った。道路の向こう側にあるニューヤオハンデパートへ行き、ポルトガルワインを１本購入。そのついでに食料品を見る。元日系デパートだけあって日本の物もいっぱいあった。マカオフィッシャーマンズワーフよりこっちの方が面白かった。
歩道橋を歩いてフェリーターミナルへ。17時45分発のフェリーのチケットを購入し出国審査。フェリーに乗りこみ何となく一息付ける。テレビでは欽ちゃんの仮装大賞の総集編が流れている。それを見てなのか隣のオヤジが笑っている。これは世界に通じる笑いがなのか。勉強になります。入国カードを記入しながら私もテレビを見る。
18時50分にフェリーターミナルに到着。入国手続きをして入境。信徳中心を歩いてから地下鉄に乗り、19時半にゲストハウスのフロントへ。チェックインをし部屋を案内してもらう。今度の部屋は同じビル内だが実に狭い。ちょっと狭い過ぎだな。でも寝るだけの場所だからいいか。
荷物を片付けていたら電話が。日本からの電話で聞き覚えの声なのだが向こうは何故か謝っている。なんでだろう。こっちから電話を掛けてきたF氏へ掛け直す。どうやら私の声が女性の声になっていたそうで、間違い電話を掛けたと思ったらしい。色んな話で盛り上がるが、ここで大西騎手が引退という話を聞く。何でこの時期に、と思いながら話をする。
20時過ぎに外へ。銅鑼湾駅のネットスポットで日刊スポーツのホームページで大西騎手引退の詳細を見る。大西騎手といえば、一昨年香港に乗りに来たのを思いだした。あの時見せたポーズやレース後のダンディな姿が忘れられない。
地下鉄に乗って油麻地駅で下車。吉野屋で夕食。牛丼にしようと思ったが、日本式の牛しゃぶしゃぶ
（正式名称は日式牛肉火鍋）が新メニューとしてあった。美味しそうだったので注文。番号札を貰う。そして席を確保するが、席はカウンターから遠い場所にある。また自分で商品をテーブルまで持っていくのでカウンターの近くで待つ。５分くらいしてようやくやってきた。鉄鍋に入った野菜とパックに入った生肉、そしてご飯と味噌汁がセットになっている。席まで持っていくと、店員が簡易コンロを持ってきて、鉄鍋を乗せてくれる。熱々の鍋でしゃぶしゃぶが出来るのか。これは良いじゃん。が鍋の温度が少し低いので肉を少し火通ししないと生過ぎてダメである。しゃぶしゃぶ程度では食べられないが、肉や野菜を食べる。鍋の中の野菜も食べ終わり、満足しているとうどんが底から出てきた。確かに鍋の後のうどんは旨い。でもうどん入りとは・・・驚き。１つの鍋でしゃぶしゃぶからうどんまで食べられるのか。39香港ドルと値段の割には良いんじゃない。ちなみに18時からのメニューです。油麻地から歩いて信和中心へ。ここで１時間パトロール。今回の目的はケロロ軍曹物をいっぱい探す事。ケロロを始め色んな物がある。なのでそれらで何か面白そうなものを探す。特に面白いものは見つからなかったが、ケロロ軍曹のハンコが可愛かったので購入。それ以外で気になったのは任天堂のWii。確かまだ香港では発売していなかったはずだが・・・。あといつも行くDVD屋でハロープロジェクトのスポーツフェスティバルのDVDを購入。ついでに地下１階にある日本のアイドルがテレビに出ている番組をDVDにしている店に行ってみるが開いていなかった。まぁ時間も時間だけにもう店を閉めていたのかな。また明日来よう。
23時頃地下鉄に乗って銅鑼湾駅へ。そしてトラムに乗ってハッピーバレーへ。いつもは買える前の日に足裏マッサージをしているが、いつもバタバタになってしまう。なので今回は早めに行っておこう、と向かったのだ。
ハッピーバレーに着いていつも行くマッサージ屋へ。少し待たされ、50分の足裏マッサージが開始。少し刺激が強いのでソフトにしてもらう。気持ちいい。足の疲れがふっとぶ。日本でも１か月に一回でもやるべきだよな、と思いながら気持ちいいマッサージに見をゆだねる。
マッサージが終わりトラムに乗って競馬博物館前のトラムストップで下車。歩いてゲストハウスの部屋へ。時計は24時半を回っていた。軽くシャワーを浴びてすぐに寝る。
